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2019年4月13日、ようやく春めいてきた

2019年04月15日 13時39分23秒 | つれづれ日録
 先週に引き続き土日は連休。
 これは、筆者の職場ではそれほどしょっちゅうあることではない。

 この日行ったのは、次の通り。

 三越9階ギャラリー
→アートスペース201
→ビストロカフェ ギャラリーオマージュ
→カフェ北都館ギャラリー
→ギャラリー北のモンパルナス
→Gallery Retara
→TSURU CAFE
→ギャラリー犬養

 意外と少ないな。

 三越では、鳴海伸一さんの版画展。
 目の粗い和紙に、おおぶりな黒の曲線などをあしらった作品がメイン。
 日本家屋のインテリアに合いそう。

 「植木寛子ヴェネチアガラス展―生命の起源と宇宙との邂逅」も同時開催。 
 「光を放つ宇宙クラゲ」「内面の美しさを追求する女神」といったオブジェの美しさ。「竹」のように、日本の美を意識した置物。
 そして、帯留めがきれい!
 さまざまな色彩の洪水のよう。

 いずれも本日まで。

 アートスペース201で「グルッペ空」展。
 絵画のほか、彫刻、金属工芸など40点余り。
 小品が多いが、原田富弥さんが美瑛に題材を得た明るい色調の風景画を出している。
 加我さんが骨折して、出品を休んだと教えてくれた原田さんも
「最近体調が…。大洋会もやめようと思って、上京したんだけど、とても言い出せる雰囲気じゃなくて」
と苦笑していた。
 16日まで。

 オマージュでは、やまだるみ個展「Belles fleurs」。
 動物などのイラスト。
 絵筆を走らせるのではなく、ひとつひとつ置いていくような技法。点描に近いといえるかも。
 15日まで。

 東西線に乗って北都館へ。
 琴似駅の6番出入り口の近くに地上までのエレベーターが完成していた。

 北都館では「水高和彦 白の世界」。



 20点ほどすべてが、30センチほどの正方形の平面。木片を組み合わせるなどして制作したスマートな作品。
 水高さんは恵庭在住。久しく制作を休んでいたが、数年前に再開し、現在は新道展会員。

 15日まで。

 ギャラリー北のモンパルナスでは「第8回 池袋モンパルナス展 ―青春のアトリエ村―」
 里見勝蔵、長沢節、寺田政男、麻生三郎、井上長三郎、川口軌外といった近代日本洋画を代表する面々が、小品とはいえそろっているので見応え十分。
 靉光あいみつの石膏デッサンや、古沢岩美の風景画など、珍しい作品もある。
 これは別項で。

 5月31日まで。日月曜と祝日休み。

 東西線で円山公園へ。

 ギャラリーレタラで「素材から vol.2」の初日、ギャラリートーク。
 30人近くの来場者があったが、半数以上が50代以上の女性で、これはある意味ですごい。
 これは別項で。28日まで。

 トークの後、西24丁目の中華「F」に行く。
 予想通り、店内のテレビではプロ野球中継が流れていて、ちょうど大田泰示選手がロッテの投手からタイムリーヒットを放ち、杉谷、中島両選手が生還して2点を先制した場面だった。

 もう一度レタラに顔を出してから、そのまま北上し、TSURU CAFE で一服。
 三角みずきさんの詩集の挿画を描いたさとうさかなさんの原画展(~30日)。
 個人的にはあまり好きな絵ではないが、ノート(というより「白い本」に分類されそうな高いやつ)の表紙に絵を描いていたのがおもしろい。表紙に絵があるだけで、中身は真っ白でもなにかの物語が展開されているような感じになるのだ。

 ギャラリー犬養は個展が四つ。
 本田征爾さんの個展はいつもより人物を正面から描いた絵や立体が多い。
 2階はmaniさん。のんきな鳥の絵など。「room of the head」や2006~07年の個展のころからぜんぜん変わってない。

 いずれも15日まで。

 豊平橋からバスに乗って帰宅。


 14日(日)は、のどが少し痛むので、大事を取って家で寝ていた。


 8カ所で、4月の累計は29カ所になった。


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