北海道美術ネット別館

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■野の花揺らぐ 春風と陶六人展 (1月6日まで)

2009年01月04日 21時19分28秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 鳥居純子(札幌)、藤沢みどり(網走管内美幌町)、上田誠(札幌)、西岡和子(同管内置戸町)、伊藤裕子(札幌)、三原眞理子(網走)の6氏による陶芸展。
 日程が変則的で、わずか3日間の開催です。

 鳥居さんといえば、2002年の個展で発表していた情熱的な陶人形が印象に強いのですが(筆者は、04年の個展は、札幌に不在だったため見ていない)、会場にいらした鳥居さんにお聞きしたところ、いまは制作していないそうです。ただし、もう作らない-ということではないとのこと。
 よって、今回は、日常のうつわが中心で、花器もあります。以前は、黒釉が多かったような記憶がありますが、今回はさまざまな色合いのうつわがならんでいました。
 しかし、筆者が見た感じでは、とくに長皿や木の葉型の皿は、土がぐーんと延ばされている形状に、人形のうねるスカートに共通するものがあると思いました。生命感のようなものがあると思います。

 展覧会自体、久しぶりという鳥居さんですが、年内にもう一度作品展があるそうです。 


2009年1月4日(日)-6日(火)11:00-18:00(最終日-17:00)
石の蔵ぎゃらりい はやし(北区北8西1 地図A)

鳥居純子作陶展(2002年)


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