北海道美術ネット別館

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■アトリエ Bee hive展 (2019年5月15~20日、札幌)

2019年05月20日 16時24分16秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 札幌市西区にある共同アトリエ「Bee hive」が茶廊法邑 さ ろうほうむらで開く9度目の展覧会。

 メンバーは、浅川望/齋藤由貴/佐々木けいし/佐々木仁美/佐藤あゆみ/辻有希/松田郁美/森まゆみ/安田暖々子/吉成翔子の10氏で、金工、絵画、陶芸などの作品を出品し、小品の販売もしている。

 冒頭手前は佐々木仁美さんの「鎮 しずめ」。


 重厚でシンプルなフォルムもさることながら、目を引くのが、しわのような凹凸のついた表面。

 旧作が奥に置いてあるが、小さな金属片を貼り合わせたような表面であり、そのときに比べると工夫が進んでいることがうかがえる。


 奥は、吉成さんの「ころころとととところころ」。

 直径数センチの木の球を、レールの上をころころと転がっていくタイプの立体の大作。
 木のおもちゃで、らせん状のコースを降りてくるものはしばしば見かけるが、これだけ複雑なコースをたどる作品はちょっとほかにはないだろう。

 昨年も同じ趣旨の作品を出していたが、球の勢いが良すぎてレールの外へと飛び出していくことがあった。
 今年は、レールの傾斜を緩やかにするため、作品を大きくして、レールの長さを延長した。

(しかし「大きくして」って、言うのは簡単だけど、造るのは大変だよなあ)

 途中、木琴のような長さの異なる金属板のようなものを木の球が転がっていくところもある。これは前回までにはなかった。

 これで、メロディーを奏でたらおもしろいが、さすがにそこまでは無理なようだ。

 木の球が作品のいちばん上を出発して、下方のゴールに転がり落ちるまで、時間を測ったら28秒!
 とにかく楽しめる作品。


 このほか、辻さんは木製のモビールを制作。
 天井からつり下げられて、ゆらゆらと揺れていた。
 齋藤さんの油彩はいずれも小さいものばかり。
 「油絵ブローチ」というのもあり、クマやペンギン、クジラなどの絵を身に着けてみよう! というユニークな作品。

 これに限らず、Bee hiveの作品は、ユーモアがあることに加え、芸術を難しく考えず気軽に接してみようーという姿勢があることが感じられる。


 大作がもう一つ。
 佐藤あゆみさん「ここからみえるところ」。
 小さな芽というか双葉がいくつもついている。この季節らしい立体作品だ。


2019年5月15日(水)~20日(月)午前10時~午後6時(最終日~午後5時)
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1)


atelier-beehive.com
□ツイッター @atelier_beehive


アトリエBeehive 展(2017)

アトリエBee hive展 (2014、画像なし)
【告知】アトリエBee hive展 (2011)




茶廊法邑へのアクセス(地下鉄東豊線環状通東駅からの道順)


・地下鉄東豊線「環状通東駅」2番出入り口から約800メートル、徒歩10分

・札幌駅北口から中央バス「東64 東営業所行き」「東65 東営業所行き」で「本町1条2丁目」降車、約170メートル、徒歩3分

・東営業所→札幌駅前(東急の南口)→東営業所を走る中央バス「循3 苗穂線」と、「東3 苗穂線 東営業所行き」で「本町1条4丁目」降車、約670メートル、徒歩9分

・バスセンターから中央バス「東3 苗穂線 東営業所行き」で「北8条東17丁目」降車、約780メートル、徒歩10分
※サッポロファクトリー方面との行き来に便利

・市立病院前から(札幌駅北口を経由)、中央バス「東63 苗穂北口線 東営業所行き」で「北8条東17丁目」降車、約780メートル、徒歩10分


・地下鉄南北線「北18条駅」で、中央バス「東62 本町線 東営業所行き」に乗り継ぎ、「本町2条1丁目」降車、約470メートル、徒歩6分

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