北海道美術ネット別館

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■鈴木秀明小品展 (2017年5月24~29日、札幌)

2017年05月29日 15時03分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 函館の画家、鈴木秀明さんが今年も小品展を開いています。

 美術文化協会と新道展の会員でもあり、両展にはいつも、古代ギリシャの彫像が崩壊する様子など、世紀末愛好者や廃墟好きにはたまらない大作を出品していますが、小品展は、花などの静物画や、静物と風景を組み合わせた端正な作品が中心です。もちろん、写実的なタッチは変わりません。 


 ただし、小品のなかに、鈴木さんらしい題材を見つけました。手前(左)の「サンジミニャーノ」です。
 昔、有力者たちが競って塔を建設したというイタリアの村。古びたルネサンスの村は、鈴木さんの作品世界にぴったりの舞台だと思います。
 もっとも筆者はイタリアに行ったことがないので、勝手に想像で言っているだけですが…。
 十数年前に訪れた鈴木さんによると、特に、建物がたくさん崩れたり、廃墟になっていたりというわけではないようです。

 冒頭の画像は「山葡萄」。
 ほかに「チューリップ」「薔薇」「湿原の水仙」など。
 単なる花の絵ではなく、風景などと組み合わせることで、画面が広がりを感じさせます。

 「鍵とバラ」も、そんな一枚です。


 ところで鈴木さんは、この個展が終わるとすぐに、5月31日(水)から、十勝管内鹿追町の福原記念美術館で「画業45年 鈴木秀明小品展」が始まります。
 6月18日(日)まで。午前9時30分から午後5時まで(最終日~3時)、入館30分前まで、月休み。
 一般600円など。
 週末は函館から通い、在廊する予定とのこと。

 さらに、7月20日(木)から26日(水)には、さっぽろ東急5階美術画廊で「鈴木秀明油彩展」も開きます。
 東急百貨店での個展は初めて。
 午前10時~午後8時(最終日~午後5時)。

 「体が動くうちに動いておかないとね」
と話す鈴木さんは1948年生まれ。
 東急の個展の案内状やポスターなどはパソコンのイラストレーターを駆使して自作しているとのことで、その若々しさには、自分も見習わなくてはと思うのでした。


2017年5月24日(水)~29日(月)午前10時~午後10時(土日月~午後7時、最終日展示~5時)
カフェ北都館ギャラリー (札幌市西区琴似3の1)

ツイッター @maru311595


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カフェ北都館ギャラリーへの道順


・地下鉄東西線の琴似駅から約270メートル、徒歩4分
・JR琴似駅から約740メートル、徒歩10分

・ジェイアール北海道バス「山の手一条通」から約920メートル、徒歩12分(快速、都市間高速バスは通過)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約960メートル、徒歩13分
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