北海道美術ネット別館

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■名画の小部屋 Vol.74  谷地元麗子-猫結びー (2018年2月1~28日、札幌)

2018年02月26日 18時35分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 道展会員の日本画家(札幌)で、若手の道内在住・出身美術家による「サッポロ未来展」開催にも長年携わってきた谷地元やちもと麗子さんによるミニ個展。
「(作品の)写真撮ってもいいですか」
と尋ねたら、ご自身も写りたい、ということでしたので、当ブログとしてはめずらしく、作者本人の登場です。

 谷地元麗子さんの画風はひとくちで言うと、写実的です。
 以前は裸婦がメインでしたが、近年は猫を取り上げることが多くなっています。
 個々のモチーフは写実的と形容して間違いないと思いますが、洋画的な透視図法的構図とは必ずしも相容れない作品も、とりわけサイズの大きなものでは、よく手がけています。もちろんこれは故意にしていることで
「それが日本画のおもしろさでは」
と彼女も言います。

 猫の毛や畳の目など細かい描写には目を見張らされます。
「じっと筆を動かしていると、無心になれるんです」
 なるほど。
 猫に対する観察眼の鋭さはさすがで、暗い背景の「猫ひとり」は、どこか哲学的に思索する猫のように見えてきますし、本棚の上から部屋を見下ろす「眺め」もユニークな構図と表情が特徴です。


 出品作は次の通り。
らむ(同題2点)
座布団猫

梅猫(同題2点)
二人猫
猫ひとり(同題2点)
眺め
         

2018年2月1日(木)~2月28日(水)午前10時~午後10時(土日月~午後7時、最終日展示~午後5時)。火曜休み
カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似1の3)

北の日本画展 (2015、画像なし)

第11回サッポロ未来展 RENEWAL (2012)

第9回サッポロ未来展「Forum」 (2010)

第7回サッポロ未来展 (2008)

第21回北の日本画展(2006)
※以下、画像なし
20周年記念 北の日本画展 (2006)

谷地元麗子 ねこまつり(2004)
北海道教育大学札幌校日本画展 (2004)
第3回サッポロ未来展 北海道新世代作家達の現在 (2004)

オリジナル大賞展(03年11月。5日の項)
北海道教育大学札幌校日本画研究室 にかわ絵展2003

第77回 道展 (2002)

■第76回道展 (2001)
七月展 2001 北海道教育大学札幌校美術科作品展 (2001)
北海道教育大札幌校日本画研究室 にかわ絵展 (2001)







カフェ北都館ギャラリーへの道順(アクセス)

・地下鉄東西線の琴似駅5番出口から約270メートル、徒歩4分
・JR琴似駅から約740メートル、徒歩10分

・ジェイアール北海道バス「山の手一条通」から約920メートル、徒歩12分(快速、都市間高速バスは通過)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約960メートル、徒歩13分(手稲、小樽方面行きの全便が停車)

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