北海道美術ネット別館

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小樽内橋を見た。新川の河口近くにある、もう通れない断橋

2018年07月12日 09時40分47秒 | さっぽろ川あるき
 2016年春の「新川の河口に橋があったのか。」という記事で小樽内橋について書いたが、まさか2年後に現地を訪れることができるとは思わなかった。




 この橋の由来については、その記事、あるいはサイト「花畔ばんなぐろ・網」、ブログ「第六の絶滅」の該当ページがくわしい。
 要するに、ここには江戸末期の1858年から橋が架けられていたが、たびたび洪水で流出し、1980年代には、真ん中が鋼製で、両端が木製という構造になっていた。
 85年(?)に右岸の木造部分が老朽化のため崩落し、現在に至るまで通行止めが続いている。






 徒歩ならなんとか橋まで上れるので、上ってみる。
(「立ち入り禁止」などの表示は見当たらなかった。そもそも人の通行がほとんどない場所)
 舗装もされているので、両端が健在なら車も通れそうだ。しかし幅が広いので、橋上ですれ違うのは無理だろう。

 欄干の下には、カニの屍骸や貝殻がいくつも落ちていた。
 ここまで水位が上昇したとは思えない。鳥が、餌のうち食べられない部分を、捨てていくのだろうか。




 橋上から新川の河口が見える。
 手前は橋の欄干。さびが進んでいる。


 橋を管理する小樽市の調査によると、橋脚のさびは、危険なほどまでに進行しているという記事が、北海道新聞の小樽後志版に載っていた。

 橋の向こう側(右岸側)には、小樽内という集落があったが、1970年代ごろに皆が去って消滅したという。
 したがって、橋の通行を再開してほしいという要望もないらしい。
 仮に橋が通れたとしても、すでに西の大浜側(小樽市側)には道路らしい道路もないのだ。
 市としては、2017年度にも解体撤去に着手するということだったが、今回見た限りでは、何らかの工事に取り掛かっているという形跡はないようだ。

 この近くにも澁谷俊彦さんの「河口」展参加作品が設置されている。
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