山下さんは長野県大町市の水彩画家。
北海道の風景が好きで、毎年2、3回は訪れているそうです。ことしも4月初旬に道内をまわり、オホーツク海では流氷を見ることができたとのことです。
また、札幌などでたびたび個展をひらいています。
山下さんの画風はとりたてて特徴があるものではありません。
ありふれた風景を、写実的に、丹念な筆使いで描いているだけなのです。
ですが、心に残るのです。
風景をいとおしむ山下さんの思いが見る側につたわってくるからかもしれません。
作品のタイプは大きくわけて3つ。
ひとつは、ドイツの街並みの淡彩スケッチ。
ふたつめは、「農機具小屋(大町市)」「戸隠風景(鬼無里村)」「霧の林」など、わりあい大まかな筆で、冬などの景色を描いた大作。
そして3番目が、緻密なタッチで、道内の風景を描写した小さな作品です(冒頭の画像)。
1、2のタイプも悪くありませんが、筆者が好きなのは最後のタイプです。
十勝管内浦幌町でスケッチした「防風林」や、稚内市郊外の「雪の丘」など、なんの変哲もない景色ですが、北海道らしさのエッセンスがにじみ出ているように思えます。
宗谷管内枝幸町で取材した「廃屋」も、さびしい題材なのに、画面にさわやかな風が吹きすぎているようです。
2枚目画像の右端の「斜里岳」は、夕空に浮かぶ稜線の美しさに、うっとりしてしまいます。
とくに水彩の愛好者はぜひ足を運ばれることをおすすめします。
08年5月26日(月)-6月1日(日)11:00-19:00(最終日-16:00)
ギャラリー近江(東京都中央区銀座6-9-16 ロシュビル)
7月7日(月)-17日(木)11:00-18:00(最終日-16:00)
オリジナル画廊(中央区南2西26 地図D)
■03年の作品展
北海道の風景が好きで、毎年2、3回は訪れているそうです。ことしも4月初旬に道内をまわり、オホーツク海では流氷を見ることができたとのことです。
また、札幌などでたびたび個展をひらいています。
山下さんの画風はとりたてて特徴があるものではありません。
ありふれた風景を、写実的に、丹念な筆使いで描いているだけなのです。
ですが、心に残るのです。
風景をいとおしむ山下さんの思いが見る側につたわってくるからかもしれません。
作品のタイプは大きくわけて3つ。
ひとつは、ドイツの街並みの淡彩スケッチ。
ふたつめは、「農機具小屋(大町市)」「戸隠風景(鬼無里村)」「霧の林」など、わりあい大まかな筆で、冬などの景色を描いた大作。
そして3番目が、緻密なタッチで、道内の風景を描写した小さな作品です(冒頭の画像)。
1、2のタイプも悪くありませんが、筆者が好きなのは最後のタイプです。
十勝管内浦幌町でスケッチした「防風林」や、稚内市郊外の「雪の丘」など、なんの変哲もない景色ですが、北海道らしさのエッセンスがにじみ出ているように思えます。
宗谷管内枝幸町で取材した「廃屋」も、さびしい題材なのに、画面にさわやかな風が吹きすぎているようです。
2枚目画像の右端の「斜里岳」は、夕空に浮かぶ稜線の美しさに、うっとりしてしまいます。
とくに水彩の愛好者はぜひ足を運ばれることをおすすめします。
08年5月26日(月)-6月1日(日)11:00-19:00(最終日-16:00)
ギャラリー近江(東京都中央区銀座6-9-16 ロシュビル)
7月7日(月)-17日(木)11:00-18:00(最終日-16:00)
オリジナル画廊(中央区南2西26 地図D)
■03年の作品展
今日、山下さんの作品展を拝見してきました。
なんて穏やかで清々しい水彩画なんでしょう。
気持ちが浄化されるというか静まるようです。
素敵な作品に出会えたことに感謝します。
ヤナイさん^^*
お身体、無理をしないでくださいね。
山下さんの絵は、べつだんきわだった特色があるわけではないのですが、見ていると心が洗われます。
お人柄が風景に現れるのでしょうか。
ご心配をおかけします。
今週は無理してません(笑)。