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東川で見たなぞの股間若衆彫刻

2017年09月03日 21時48分16秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 なんか、優先度の低い話題から先にアップしているように思われそうで、気がとがめるのですが、7月末に東川へ行った際の記事です。

 冒頭画像は、東川町文化芸術交流センターの1階廊下にあった、町内在住の彫刻家松田与一(與一)さんの作品です。
 題は見当たりませんでした。

 松田さんは農民彫刻家として知られ、札幌にある「大友亀太郎像」が代表作です。


 続いて、町役場の前です。
 ラトビア共和国リーイエナ町在住マダルス・カルニンシュ氏から寄贈された「長寿と赤ちゃんを運ぶ~幸せの象徴」という作品です。鶴をモチーフにしています。

 もっとも、このカルニンシュさんが作者かどうかはわかりません。


 これも役場前にありました。
 シャープかつシンプルな金属の立体造形ですが、作者、題名ともに不明です。

 東川町は写真に入れている力は、全国の自治体のどこにも負けていないと思われますが、彫刻については写真ほどにはエネルギーを割いていないようです。

 なお、役場のロビーにも彫刻があるのが、外から見えましたが、日曜なので、中には入れませんでした。


 最後は、農協の前に設置されていた男女の像です。



 おそらく戦後20年ほどの間、野外彫刻の素材としてよく用いられたセメント製と思われます。当時、ブロンズを建てる費用がない場合が多く、代用としてセメントの彫刻がしばしば設置されました。

 これも作者、題名ともに表記がありません。
 男女がおなじ方角を見ており、なにか希望のようなものを感じさせます。

 男はパンツ一丁で、女は着衣姿ですが、男のほうがどうしてこんなに股間を膨らませているのか、ふしぎでたまりません。


 下ネタっぽくなってすみません。
 東川の野外彫刻については、もう1本記事を書きたいと思います。


過去の記事へのリンク
東川の農民彫刻家、松田与一(松田與一)さん死去


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