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「ふれあいえんどうじ」とアイシェ・エルクマン あいちトリエンナーレ:2019年秋の旅(55)

2019年12月02日 08時48分02秒 | 道外の国際芸術祭
(承前)

 いまごろになって「あいちトリエンナーレ2019」を回る際のコツみたいのを書いても情報としては意味がないのだが、それでも記録しておくと、名古屋の両美術館以外のエリアについては、ローカルのインフォメーションカウンターみたいな場所がわかりやすい場所にあって、そこに顔を出すと、オリジナルの地図や、飲食店の情報などが手に入る―というのがあった。


 四間道・円頓寺エリアについては、円頓寺商店街の入り口(東の端)に、この画像の「えんどうじ ふれあい館」というスペースがあり、ここで
「あいちトリエンナーレ2019をもっと楽しもう! 四間道・円頓寺地区 お散歩ブック」
というのをゲットできた。
 正直、サイトの情報や、公式フライヤーでは、細かい路地などがよくわからない。
 このお散歩ブックは、ブックといっても、とじてはいないのだが、地図がとてもシンプルでわかりやすくて助かった。
(あとで見たら、飲食店の割引などもずいぶんマメに書いていて、もっと活用すれば良かったと思う)

 というか、あいちトリエンナーレに限らず、各種の芸術祭では、筆者はなるべくこういう場所に顔を出してみることにしている。
 慣れない土地なので、道を聞いてみるのが目的だが、ネットでも更新が追いついていないような最新の情報が手に入ることが多い。
 たとえば
「この会場は混雑してるので、早めに行った方がいいですよ」
「こことここが、評判いいんですよね」
みたいな、口コミレベルの情報を得るには、こういうインフォメーションセンターをのぞいてみるのが一番だ。
 パスポートなどのほか、他の会場にないグッズを販売している場合もある。



 ふれあい館の近く、商店街アーケードの柱に、作品解説がひっそりと貼ってあった。

 これは、公式サイトの説明によると、アイシェ・エルクメンという、イスタンブール出身・ベルリン拠点の作家による「Living Coral / 16-1546 / 商店街」。

 このアーケードには、ふだんから、60年以上の伝統を誇る「円頓寺七夕まつり」で住民が作った飾りを吊るすために用いるロープがつりさがっており、それをトリエンナーレ期間中、色見本で知られるPANTONE社が選んだ2019年のテーマカラーである珊瑚色(コードナンバー:16-1546)に変更したのだという。


 筆者はたまたま、この説明板にすぐ気がついたから、ロープがあちこちにあるのを見ながら円頓寺商店街を歩くことができたが、知らないで通り過ぎていった人もけっこういるんじゃないかと思った。
 実際、この珊瑚色に変更したのは、ロープだけではなく、買い物袋も変えたのだという。

(12月3日追記。このロープの色はしばらくそのままにするそうです。愛知県の武藤隆さんの教示によります)

 「気づく人には気づく変化」
というのは、なかなか考えさせられるテーマだったりする。



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