北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

ニセコから倶知安へ戻る バスと列車で後志地方の4館を巡る(8)

2016年11月29日 21時02分45秒 | つれづれ日録
(承前)

 有島記念館に足を伸ばしたのは「しりべしミュージアムロード」の中で、遠いという理由で行かないのも悪いかなと思ったからで、どんな催しをやっているのかは調べていませんでした。
 入ってみると、奥で「ブックカフェ」が開催されていましたが、特別展示室は閉まっていました。
 ほかには、共和町のアマチュア写真家前川茂利や、画家・新見亜矢子さんの作品が数点ずつ展示されていた程度です。

 これで帰ってしまうのももったいないので、常設展示室を見ました。3度目です。
 室内には他に2、3人がいましたが、みな静かに、熱心に展示を見ていました。

 さて、見学を終えて、先ほど来た道をもどります。
 道南バスの「有島文学館前」停留所まで来ましたが、次のバスまでは何時間もあります。
 
 やむを得ず、道道ニセコ停車場線を東に向けて歩きだしました。
 前方には羊蹄山が威容を見せていますが、頂上のほうは雲に隠れています。

 ニセコバスの「ニセコハイツ」停留所まで来ました。
 しかし、次のバスまで1時間近くあります。

 ここから約1キロほど国道を南東へ向かったところに、道の駅があります。
 だいぶありそうだな~、ここまで行かないと昼飯が食えないのかな~。
 などと思っていると、国道と道道の交叉点近くに、1軒のカフェが開店中であることに気づきました。
 カフェレストラン「アプリコット」というお店です。




 店に入ると、ほかに客の姿はありません。
 女性オーナーに、14:13のバスに乗りたい旨を告げ、早くできるメニューはどれかを尋ねました。

 ハンバーグが代表的メニューのようですが、これは若干時間がかかりそう。
 カレーやピラフは15分もあればできるとのことなので、シーフードカレーを註文しました。

 具はそれほど大きくはなかったですが、ルーはけっこうからくて本格派でした。
 食べ終わった後、コーヒーも頼みました。これもおいしかった。
 1050円でした。

 バス停「ニセコハイツ」に戻ります。

 ちなみにニセコハイツとは、アプリコットの向かい側にある老人ホームです。

 ここからニセコバスに乗って、倶知安へ。

 こんどは乗客は老人1人だけでした。
 しかもこの老人は「高砂」で降車してしまい。倶知安町の市街地では乗客が筆者ひとりでした。

 バスはいったん左に曲がって倶知安駅前まで行き、再び同じ道を通って国道まで戻りました。
 終点の「厚生病院前」で降りました。

 ただ、目的地の小川原脩記念美術館に行くには、ひとつ手前の「倶知安役場前」で降車したほうが近かったようです。


 十数分歩いて美術館に着くと、館内から聞き覚えのある声がします。

 前川公美雄さんのファゴット・トリオによるミニコンサートが開かれているのでした。

 出入り口で、Sさんとすれ違ったのには、ちょっとびっくりしました。

 コンサートはもう終盤でした。
 ガーシュウィンと、アンコールの「ゲゲゲの鬼太郎」テーマソングを聴いてから、展示室に入りました。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (SH)
2016-11-30 20:39:34
ヤナイさん、こんにちは。
入ってくるなり挨拶して、すみませんでした。
本当にちょうど出なければならないタイミングで、慌ただしい感じになりました。
SHさん、こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット別館)
2016-11-30 21:10:41
いえいえ、ぜんぜん気にしてないので…。こちらも、めがねが曇って気づくのが遅れてすみません。コンサートをしてるとは、想定外でした。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。