北海道美術ネット別館

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2018年2月5~10日は9カ所

2018年02月10日 22時30分57秒 | つれづれ日録
 2月5日(月)

 出勤前に2カ所。
 北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーは珍しく写真展。
 BISSE ギャラリーは札幌デザイナー学院の卒展学外展。やはりかなりのダイジェスト版で、学校での本展を見ておいてよかったと思った。




 6日(火)

 さいとうギャラリー。「大きな谷のクラフト展」など、楽しいものづくり系。意外な出品者もいました。
 隣室では大谷大の現3年による染色グループ展。トートバッグなどが安い。




 7日(水)

 会社は休み。
 1月18日以来の完全休養日となった。




 8日(木)

 再び会社。
 教育大のHUGで、この日終了の、道教大岩見沢校現代美術平面表現研究室「ひらひら展vol.5」。
 末次弘明さんのインスタレーションが2階にあった。ちょっとボルタンスキーを思わせるあかりがつり下がり、低周波が空間を満たしていた。




 9日(金)

 喫茶いまぁじゆで「冬のキラキラART展」。
 さいとうギャラリーのクラフト展と顔ぶれは重なるのだが、こちらは半数以上が絵画を出していて、いまは「ものづくり系」でもやはり原点は絵画なんだろうかと思ってしまった。




 10日(土)

 出社。
 早めに仕事を終えて、ギャラリー大通美術館(北星女子高美術部「はしどい展」など)
→HOKUSEN GALLERY ivory
→4プラホール
→北3条赤れんが広場(ユキテラス・サッポロ)

 社内でインフルエンザ発生。そのあおりで、あすも仕事になってしまった。
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■北海道芸術デザイン専門学校卒業制作展・OB展 (2018年2月1~5日、札幌)、あるいは、イラストと西洋画のあいだについて

2018年02月10日 08時08分08秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 「bisen」の愛称で知られる北海道芸術デザイン専門学校の卒展。自分でも驚きなのだが、どうやら、学校に見に来るのは初めてのようである。
 2年制の専門学校といえば、札幌デザイナー学院の卒展には何度か足を運んでいる。以前は、bisen の卒展は、市民ギャラリーなど校外の会場で開かれていたのではないだろうか。

 両校の卒展を見て、ファッションに強い札幌デザイナー学院、イラストレーション・絵画に秀作の多いbisenと、それぞれに特徴があるように感じた。
 インテリア・建築、ウェブデザインなどは、両校ともに力を入れている感じである(もしかしたら、単に志望者が多いというだけの話かもしれないが)。

 そういうわけで まずイラストレーション専攻について書こうと思う。

 というのは、以前から筆者が疑問を抱いていることがあるからだ。

 わたしたちがいまの日本の環境にあって、幼いころ自然に身につけてしまう絵の描き方とは、漫画やアニメのような絵である。量感と陰影を大事にした西洋画の描法は、後天的に学ぶものなのであり、双方はけっして交わり融合することがない。
 似たような事情は、他の表現分野にもあった。しかし、舞踊や音楽については、純日本式(明治よりも前からあるスタイル)が衰頽気味であることもあり、いまの子どもたちは早くから西洋的なものに慣れ親しむようになってきている。
 ところが、学校教育で「漫画ふうの絵はダメ」と先生から言われて、絵柄を直された人は多いのではないか。その命令に合理的な理由があるのだろうか。少なくとも筆者は聞いたことがない。わたしたちにとって自然な絵と、アカデミー的・学校教育的な絵とは、かけ離れたものになってしまっているのである。
 前者の絵を描き続ける人は、漫画家になったり、イラストレーターを志望してHOUKSEN GALLERY ivory でグループ展を仲間と開いてポストカードを売ったり、同人誌を出したり、pixivにイラストを投稿したり、ゲームデザインの現場で働いたりするだろう。学校教育で初めて習った絵を描き続ける人は、美術系の大学に行き、100号の油絵を団体公募展に出品するようになったり、学校の先生になったりするかもしれない。

 要するに、一口に「絵」といっても、両者はまったく別々の世界のものなのだ。

 しかし、今回の卒展に出品されていた一部の作品を見て、ちょっと大げさな物言いになるかもしれないが、まったく別々の世界を架橋する可能性を宿しているのではないかという感想を抱いたのだ。

 なぜそう思ったのか。
 現在札幌のギャラリーやカフェなどで発表されているイラストレーションは、小さな画面に、背景がないか、あってもごく簡単で、画面中央に人物や物(自動車、雑貨、飲食物など)が正面から描かれているというものが大半を占めている。そういうわけだから、複数のモティーフの配置による画面の奥行き感とか、物語性などは、よほどタッチや描法に個性がない限り、現れてきようがない。
 ところが今回、北海道芸術デザイン専門学校の卒展で見た作品のうち、住吉のどかさんなどの何点かは、そのようなイラストレーションの描法、つまり立体感よりも輪郭を重視し、RPGゲームなどの影響を受けた漫画っぽい描き方を踏襲しつつ、大画面をもたせるために複数のモティーフを巧みに配置した上で、それらを連関づけるような線や模様も描き込むなどの構図上の工夫を凝らしている。大まかに言えば、イラストレーション・漫画的な絵と、油彩的な大作の「いいとこどり」になっているといえる。

 ただ、これらの作品はいずれも、なぜか大きなカンバではなく、小さな支持体をつなげて描かれている。ちょっと、もったいないと思った。


 これで終わるのもあんまりだから、もう少し卒展について書いておく。

 冒頭画像は井上冴香さん「柳は緑 花は紅」。美人画の伝統を受け継ぐ掛け軸4点組。 
 それぞれに「あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも」(山部赤人)といった短歌を書いた書が添えられているのは、ありそうでなかった趣向だと思う。

 長尾春香さん「ポトロクスニム書記」は、わざと古文書か羊皮紙のような雰囲気を醸し出した版画の組作品。おそらく「ヴォイニッチ草稿」あたりに着想を得ているのだろうが、発掘されたばかりのような版そのものも添えて、いかにも本当の古書みたいに装っているのが面白い。

 このほか、葬儀場ではなく故人をしのぶために設計された場の建築や、白石のバスターミナル改築プラン、クリーニング店のグラフィックデザインなど、それぞれ力の入った作品が多かった。



2018年2月1日(木)~5日(月)午前10時(初日午後1時~)~午後6時(最終日~午後2時)
(札幌市北区北24西8 http://www.bisen-g.ac.jp/
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2月9日(金)のつぶやき その2

2018年02月10日 01時49分17秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月9日(金)のつぶやき その1

2018年02月10日 01時49分16秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2018年1月27日の夜=東京'18(イ)-11

2018年02月10日 00時54分56秒 | つれづれ日録
承前

 銀座まで来たので、エルメスに中谷芙二子さんの「霧の彫刻」を見に行くべきなのだろうが、ホテルに戻る時間になっていたし、2014年の札幌国際芸術祭で見たさいの感動をわざわざ上書きすることもないだろうと思い、新橋から地下鉄で半蔵門へ帰った。

 さて、けっこう悩ましいのが夕食である。
 今回の旅は、ちょっと一杯というわけにはいかない事情がある。
 かといって、東京に来て、コンビニ弁当を買って部屋で食べたり、吉野家やなか卯で済ませたりするのも、あまりにもさびしすぎる。

 前夜は、駅ナカという手をつかった。
 これは、老若男女誰でもオッケーな手段だと思う。値段もそれほど高くないし、行列に並ばなければ飯にありつけないほど混雑しているわけでもない。

 ただ、用もないのに電車賃をかけて品川や上野までいくのも、なんだかな~と思う。

 何かうまいものはないかと、麴町こうじまち方面へ歩いて行ったら、欧風カレーの看板を掲げた店があったので、入ってみた。


 入ったらほかに誰も客がおらず、一瞬「失敗したかな」と思ったが、カレーはうまかった。
 値段も1200円程度で、東京の飲食店としては値頃感がある。

 あとから客が次々と入ってきて、その中に若い韓国人の男女5人のグループがあり、店の女性とカタコトの英語で話し合っているのが面白かった。英会話にやっぱり必要なのは度胸なんだなとしみじみ思う。


 ちなみに、朝食はホテルでバイキングを食べるので、頭を使わずに済むのであった。


(この項続く) 
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