リンゴの箱の底に敷き詰められた緩衝材に、ジェッソを塗り、水彩の赤で着彩したものを、会場いっぱいに展示したインスタレーションです。
会場中央には、石膏などによるリンゴも置かれ、中央に1個だけ本物のリンゴがあります。
下に敷かれた新聞は、村田さんの誕生日であり、終戦記念日でもある、8月15日のもの。
本物のリンゴは
「真実はひとつだけ」
ということの暗喩だそうです。
村田さんは、道展には . . . 本文を読む
札幌に藤窯をひらいている陶芸家、中村さんの個展。デパートなので、茶器が中心で、茶碗など日常の器もあります。銀彩、抜き絵、象嵌など、いろいろな技法を駆使しているわりには、おちついた灰白色の器が多く、統一感があります。
陶板もいくつか壁にかかっていました。「追憶」「エーデルワイス」など。陶芸作品としてはめずらしく叙情性が感じられます。
ボンボニエールとは、西洋風の香合なんでしょうか。
カ . . . 本文を読む