車輪とビール

次の人生を模索する日々

もう一筆

2020-11-21 19:34:54 | 生活
 インターネット見ているとGoToキャンペーン見直しについて目に入ってくるわけでございます。
 私の持論を申し上げますと「コロナが広まったのはGoToキャンペーンは関係がない」と思っている。
 GoToがあろうがなかろうが、どうせ広まっているしどうせ文句を言われていたと思っている。

 というのも、コロナが広まるメカニズムを考えると対面向かって駄弁る、だとか想定外の場所に付着していたウィルスが何らかの理由で体内に入ってしまった、というものだと思っている。
 感染経路を俯瞰すると結局のところ、広まってしまった理由は集団で良い気になって遊んでいたり、ご飯食べながら酒飲んで良い気になって感染、そして身の回りにまきっ散らしたものの印象が強い。
 国は「新しい生活様式を徹底してください」と発信していたのにも関わらず、結局隙に乗じて感染が広まっているだけで、キャンペーンが原因ではないという考えです。
 このキャンペーンが無くてもじっとしていられない人はどうせぶらぶらするよ。5月、あれだけ緊張感あっても県外ナンバーをよく見ましたし、8月とかも県外ナンバーまみれのコンビニ行くとマスクつけづに海水浴と思しき輩がまぁまぁいましたし。GoToが原因ではなく、結局新しいなんとかを徹底できなかったのが原因だと思っております。
 個人的には新しい生活なんたらを徹底するのであればどんどんGoToは使ったらよいと思ってる。

 しかし、新しい生活なんたらの意識が緩くなってる原因は何か、と言われればGoToも加担しているとは思う。
 というのも「旅行に行っていいのであればお友達に会いに行って酒を飲む」、とか旅先で羽目を外したいという気持ちが沸き上がるのはすごくわかるのです。旅ってそういうところも醍醐味だとは思いますし。また、「旅行に行っていいのであれば少しぐらい遊んでもいいだろ」とつながってしまう気はしている。結局GoToキャンペーンで世間の気を緩めたところは罪だと思っている。

 また、このGoToで遊んでいる輩が無自覚にウィルスをばらまいている可能性があるってところも考えてみれば「どうなの」ポイントではある。
 無自覚だから悪気はない。ところが実際ばらまいてしまっている輩はこのキャンペーンでいくらかおいしい思いができるという訳で。
 自分が不満なのは「日々医療現場で精神使いまくっている人よりこっち優先するの?」というところだったりします。

 どうせキャンペーンがあろうがなかろうが、ぶらつく奴はぶらつく。自分も正直ぶらつきたい。が、ウィルスを運びたくはないので地域をなるべく離れないように我慢している。その代わり地域に金を落とすようにしている。
 前々にも綴ったような気はしますが、今は地域が地域で助け合ってこの局面を乗り切るのが良いと思っている。従って自分としては県の指示を一番に優先しているし、今後もその方針で行動するつもり。
 静岡県は今、二大都市が完全に広まってしまって歯止めを効かせてせめて今が最悪として留めたいってメッセージを感じる。
 静岡市、浜松市共に良い街です。何とか復活して欲しいものですが、今は先が見えないのがつらいところだと思います。頑張って欲しいよね。

 結論としますと広まったのはGoToが起因ではなく、新しい生活様式を徹底させるハンドリングができなかったところが根因じゃねぇの、と思うのです。正直GoTo自体は指示してます。が、それ以前に「力入れるところ他にあるだろ」が全てかなぁ。
 どうなんだろう。。。
コメント

鬼平はいいね

2020-11-21 18:50:23 | 生活
 唐突ながらアニメは良い。今、めっちゃはまってしまっing作品は「おちこぼれフルーツタルト」と「鬼平」。
 鬼平はちょっと前の作品のようですが、出会った時が最新。よくある話です。

 おちこぼれフルーツタルトは平たく言えば萌豚向けの、脳みそと人生を溶かしながらへらへらとたしなむ瞬間が最高のアニメであります。
 かわいい・・・そうです。はゆちゃんがかわいい。ひたすらに。
 ストーリーとしてはパッとしない事務所が立ち上げたロコドルのほんのりした温い時間をお届けする、という日常系とアイドル物の良いとこどりであります。仕事は少し緊張感が必要な状況でしたし、アイドルも正直好きか嫌いかで言えば大好きな種族ですので完全にお刺さりなされた。
 私がアイドル好きな理由としましては、夢に向かって邁進するエネルギーをステージや舞台、その場の仕事ではじけさせたり、常に魅せていく様でありますが、、、、それはそれ。かわいいか否か、ここは大変重要な要素でございます。
 めんどくせぇので正直申し上げると「かわいければなんでもよい」、という真理にたどり着く。2Dもかわいければよい。
 つまり、登場人物がかわいければこれ全てアイドルと言っても過言ではない。「登場」の変換時に「東條希」が一番初めに出てしまうのはそういうことなのでしょうか。
 萌豚、結構じゃないか。かわいければ脳みそが溶ける。それはリラクゼーションの一種である。良いじゃないか。

 一方の鬼平は名前から言わずもがな、鬼平犯科帳のアニメ版でございます。
 まず作品の丁寧さが半端ない。作画がどうのこうのだとか、構成がどうたらこうたら、という小難しいことはわかりませんが、この作品は丁寧な仕事が積みあがって話の流れ、各アクションの引き立ち方、背景から伝わるイメージと世界感の一貫性、そして粋な演出。これら全てがいい塩梅に感じます。
 個人的な印象で申し訳ないのですが、時代劇は基本1h。悪い人が悪いことをやって「この人悪い人です」と印象付ける、だとかプチお色気などのお決まりのシーンがあり、そして主人公がそれを肌で感じ、全ての人が幸せになる方法を模索していいタイミングでアクション。そして根源を成敗して街が活気づく、、、この歌舞伎に通づる、根幹がある中で安心して話の流れを楽しむ作品だと思っております。流れているとついつい見入っちゃうんですよね。お決まりのBGMやキメシーンは「いよっ!待ってました!」と言いたくなります。
 この流れを1hで丁寧に作り上げる。これが時代劇のイメージでしたが、この鬼平というアニメはこの流れを30minで成立させる、という離れ業をやってのけたのではないでしょうか。
 正直申し上げて時代劇として観ると色々と軽い。CGはめちゃくちゃ綺麗ですし、表情や色も艶やかできれいです。が、やはり時代劇はアナログ、というイメージで見るとプツプツと途切れるときがある。こればかりはアニメの壁であります。が、人間のエゴなどもきちんと描かれておりますし見ごたえは十分。さらに時代劇らしい「皆が幸せになる」という道を1話1話見せてくれているのは本当に素晴らしい事なのではないでしょうか。
 昔めっちゃはまった巌窟王のような、急展開するストーリーと目に悪いエンディングを全話観て感じる爽快感と充実感も良いですが、鬼平のような1話でさわやかに完結する小気味よいテンポがある作品も大変良いものです。
 後、正直申し上げると「岩男潤子さん」がヒロインポジションで良い演技をなさっておられる。ここも大変大きい!!!

 おあとがよろしいようで。
コメント