心にうつりゆくよしなし事

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アメーバピグの「15歳以下規制」について

2012-03-17 19:42:11 | ネット・モバイル
親としてはグッドニュース。
あーいうのはやり出したらキリがない。
何時までも無駄なエネルギーと時間を仮想空間で使い、
生むものはほとんど無い。

記者がいう「人格喪失」だなんてホント大げさ。
もし本当にそういう風に感じるようになっているのなら、
そういう状態を治さないと、将来大変なことになると思う。
そのためのいい機会にもなるだろうな。
現実と仮想との違いをハッキリと認識するね。

ただ、もし有料であめゴールドを買ってた人に対しては
アメブロも何らかの救済措置くらいはとるべきだろう。

それに、アメブロが規制しても、みんな他のどっかに
流れるだけだろうね。

アメブロを1時間で使いこなす本



「 小中学生にも人気の高いネット上の仮想現実サービス「アメーバピグ」が、15歳以下の利用を大幅に規制する。主要なサービスのほとんどを利用できなくする厳しいもので、子供たちはショックを受けている。(ITジャーナリスト・三上洋)

■ピグの主要機能を禁止する厳しい規制

 アメーバピグはパソコン中心のネットサービスで、自分のキャラクターを作り、他のユーザーとのコミュニケーションやゲームなどを楽しむもの。自分の部屋、町、広場などがあって、ネット上の仮想現実の世界を楽しむサービスでもある。ユーザーは1000万人を超えており、仮想現実的なサービスでは日本でナンバーワンとなっている。

 そのアメーバピグと、付随する農場育成系のゲーム・ピグライフにおいて、4月24日から15歳以下に対する規制が行われる。主な規制は以下の通りだが、事実上の「利用禁止」に近いものである(詳しくは「アメーバスタッフブログの記事」参照)。

▼4月24日以降、15歳以下で利用制限される機能
・広場、つり、仮想カジノなどすべてエリアでのおでかけ
・友人の部屋への入室
・チャット、メッセージなどのコミュニケーション機能
・ピグライフでも同様で、広場や他の人への農場へは入室NG、お手伝いも不可能に

 ピグをやったことがない人にはわかりにくいが、これはピグとピグライフの魅力ある機能を、すべてNGにした状態に近い。外へも行けず、誰とも会うこと・話すことができず、ただひたすら自分の部屋で着せ替え・模様替えをするだけ。これではピグをやる意味はない。ゲームの性質と今回の15歳以下への規制を簡単にまとめてみよう。

▼洋服・アクセサリー・持ち物、部屋のインテリアを友人に見せることができない→今まで作り上げてきたキャラクター・部屋が無意味に

▼友人とコミュニケーションが一切できなくなる→友人や仲間と楽しむサービスだったはずが一切無効に

▼ゲームとしても遊べなくなる→つり、仮想カジノなどの遊びができない。ピグライフの育成も友人の助けがないとできないものがあるためNGに。

▼作り上げてきたキャラクターが事実上利用できなくなる→ネット上の人格の喪失

 大げさに思えるかもしれないが、これは人格喪失に近い。多くのユーザーは時間をかけて自分のキャラクターを作ってきた。場合によってはアメGという有料ポイントを購入し、キャラクターを作ってきた人もいる。それが15歳以下は事実上の無効になるのだから、ショックを受けるのは当然だろう。アメーバのスタッフブログにには、3万件以上のコメントが寄せられており、半数以上は抗議の書き込みとなっている。

■度重なる不正アクセスでやむなく規制強化

 運営するサイバーエージェントによれば、15歳以下のユーザーは全体の十数パーセントとのこと。おおまかに言って百数十万人が今回の規制を受けることになる。規制の理由は、不正アクセスなどのトラブルが続いたためだ(以前の記事「人気のアメーバブログ・ピグに不正アクセス」参照)。

 パスワードを聞き出して、相手のキャラクターを乗っ取るなどの不正アクセス事件が何度か起きている。被害者・加害者共に小学生という事件も起きており、警察に補導された事件もあった。そのためサイバーエージェントでは安全対策を強化し、有人のパトロールを増やしたり、2011年4月には18歳未満と18歳以上を区切る年齢ゾーニング、18歳未満は1対1のチャットをできなくする規制も導入した。しかしながら制限をかけた後でも不正アクセス事件が起きており、やむなく今回の規制に至ったという。サイバーエージェントによれば「子どもの安全を守るにはやむを得ないと判断した」とコメントしている。

 大人が未成年と会おうとする出会い系などのトラブルは把握していないとのことで、規制の原因は不正アクセスだと言えるだろう。キャラクター同士のケンカや、キャラクターの持ち物などを盗む不正行為が、トラブルの主な要因だと思われる。

 仮想現実にどっぷりと漬かってしまうことに問題がある、という意見もある。アメーバピグのキャラクターはいずれもかわいらしく、子供にとっては夢中になりやすい。そのため今回の規制を歓迎する書き込みもあった。子供を夢中にさせてしまうことは確かに罪と言えるだろう。

 ここからは筆者の個人的意見になるが、アメーバピグにもプラスの面があったと考える。直接の出会いを禁止し、年齢ゾーニングで区分けされていたアメーバピグは、比較的安心して使えるソーシャル・ネットワーキング・サービスだった。子供がネットのことや対人関係を学ぶ場でもあったのだ。それが禁止になることは残念だ。不正アクセスを行った一部の人のために、小中学生全員が使えなくなってしまった。

■16歳になれば復活。一部の救済策も

 なお今回の規制によって、15歳以下のキャラクターが消えるわけではない。規制後のアメーバピグ・ピグライフのポイントは以下の通りだ。

・今まで入手した服・アクセサリーなどはすべて保存される
・アメG、アメなどのポイントも保存される
・16歳の誕生日を迎えれば規制は解除される
(詳しくは「[お知らせ]4月24日以降15歳以下の方にご利用いただけるアメーバピグの機能について」参照)

 また一部ではあるが救済策もある。今までためたアメと呼ばれるポイントを、将来的にはピグ通販で利用できるようにする、ピグライフのライフチケットなどをアイテムと交換できるようにするといった救済策だ(いずれも時期未定)。

 今回の規制によって、子供が16歳以上に年齢詐称することも考えられる。サイバーエージェントによれば「メッセージの全件監視、チャットの監視などを強化する。有人パトロールを強化し、250名体制で24時間監視する」とのことだ。

▼関連サイト
アメーバスタッフブログの記事
http://ameblo.jp/pigg-staff/entry-11190753093.html
[お知らせ]4月24日以降15歳以下の方にご利用いただけるアメーバピグの機能について
http://ameblo.jp/pigg-staff/entry-11191861520.html」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000302-yomonline-sci





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