バロックな話

バロック音楽/バッハとチェンバロ演奏、あるいは音楽のいびつな雑感

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フラウト・トラヴェルソとのアンサンブル開始

2017年01月09日 | チェンバロ
 昨日は拙宅にて僕のチェンバロと、バロックアンサンブルのメンバーが2年の制作待ちをしてやっと入手したフラウト・トラベェルソで簡単?な曲を合わせてみた。生のトラベェルソはコンサートでは聞いたことはもちろんあるが、目の前でその音を聞くのは初めてである。

 練習した曲はロカテッリ(伊)の12のフルートソナタOp.2からNo.4(G-dur)と、ボワモルティエ(仏)の6つのフルートソナタOp.19からNo.1(G-Dur)、No.2(e-moll)をサクッと3曲。演奏レベルはさておいて、トラベェルソとの初アンサンブルの感想を残しておきます。

 トラベェルソの第一印象は、チェンバロとの相性が抜群に良いこと。同じ時代の楽器どうしなので、相性が良いのは当然であるとはわかっていたが、それを実際に体感することができた。やはり、モダンフルートでは音色や音量でつり合いがとりにくい印象があったが、そこで苦労する必要は全く無いように思えた。

 トラベェルソはバロックピッチ(a=415Hz)の楽器で、低音域では柔らかく広がる音色に対し、高音域に行くほど徐々に透き通った芯のある音色に変化して行くのが心地よい。チェンバロの倍音たっぷりの音色(伴奏)に対し、トラベェルソの主旋律がしっかりと分離する。チェンバロとの音量のバランスも絶妙(トラベェルソの演奏者が上手い)で、チェンバロのレジスター(音色を変える仕組み)変更にも柔軟に適応してもらえる。

 演奏レベルの向上は今後の課題であるが、フラウト・トラベェルソとのデュオが実現したことは記念すべき第一歩。トラベェルソのS氏には感謝するとともに、チェンバロの練習をもっと頑張らなければ。。。
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