Carpe Diem-Seize the Day-

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忘れぬ内に---

2012年10月11日 21時32分31秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他

最速散歩後、朝食を終えガムを。

偶には硬い物を齧りたいだろうと。

歯も殆ど無いのだが。。。

彼女は飼主から渡される物を全て

受け取る。

例え食べたくなかろうと、遊びたくなかろうと。

今朝も、実は別にガムを欲しくも

なかったのだろう、或いは歯が好ましくない

状況なのかも判らない。

一応、飼主から受け取ったガムを

30秒程度、齧る振りをした後、

咥え、即効玄関へ。

埋めに行きたいのだ、と解って居たが

敢えてゆきとは目を合わせず。

朝食を食べ終わり、まだ余り時間が

経って居なかった為、掘る動作に因り

動いて欲しくなかった。

そのガムを持ち、ウロウロと。

目では極力追わぬ様、気付かぬ振りを。


1時間も経った頃だろうか、

天気が崩れると言われて居たが

快晴だった上、日光浴でもした方が良いと

トイレついでに庭へ誘う。

 

テーブル下に居たゆきへ

チッチ行こうか?

と言った途端、敷いて居る元ベッドが潰れた状態で

布団の様になった敷き物の捲れ上がった箇所に

チラチラと視線を配る。

どうやらそこに先程のガムを隠したつもり

だったらしい。

覘くと全く丸見えで、しかも何故かガムは

縦に立って居る。

此処に隠して居ますよ、と言って居る様なその風景

には、微笑ましく思えた。

 

玄関を出ると、一目散に

一番危険で掘って欲しくはない場所へ向かい、

声を掛けた折には既に

掘り始めて居た。

ゆきが掘った、その角はオカシナ家族の

危ない30代後半か40代の息子が

多量にガラスを投げ入れて居た。

もう7年以上も前に。

当時も、こちらに戻ってからも大分片付けはしたが

それでも、草抜きをして居ると

細かな破片が無数に出て来るのだ。。。


あぁぁ~っ、と言う間も無く

掘り、鼻で埋めて居た。

前肢、鼻を確かめたが幸いにもガラスで

傷が付いた様な箇所は見当たらず。

安堵。。。

 

それから、その行為を無かった事に

しようとして居るかの様、

他の場所を掘ろうとウロウロ等する。

埋めた事を忘れて頂戴、と聴こえて来る様だ。

暫く庭で、マッサージ等をし過ごす。

 

部屋へ戻り、ふくぎんのガムも

余り長い事噛んで居ると良くない故

数十分前に取り上げて居たのだが、

再度、渡す。

 

すると、ゆきはそれを見て居り

自分のは無いのか?の表情を向ける。

え、おまえ、今埋めたぞ?

忘れた?。。。と意地悪婆に変身。

 

直ぐに埋めたく、しかし埋められず。。。

敷物の影に隠した事は記憶に有るにも拘わらず

たった今、埋めた事を忘れたのか。。。

或いは、今思ったがふくぎんにあげて

自分にはくれないのか---と思ったのか?

え?あたしの無い、の表情が堪らなく可愛い。

 

直ぐに、別のガムを渡した。


どうもゆきの、埋蔵作業が頻発して

見られる様になったのは

ふくぎんが来てからかも知れない。




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