終の住み処を探して。。。

この子等の幸せに繋がります様に。。。

栗橋、事実上の終結

2009年11月12日 | 救える命
11月8日、皆様に大変ご心配、
ご協力頂きました「栗橋の現場」
から全員の子等を連れて出る
事が出来ました。
事実上の終結という事になり
ます。
「栗橋の土地」は無事、栗橋町
役場の方へ戻されました。

動物の幸せを結ぶ会様、
NPO法人日本動物生命尊重の会様、
行政関係の皆様、
埼玉県動物議連の先生方、
そして何よりもマスメディア
を通し今回の件を知り
遠くから応援をして下さった、
多くの方々のお力に因り64頭
の子等の尊い命を救う事が出来
ました。

本当に心より感謝を申し上げます。
有難うございました。
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しかし、実際真の意味に於き
ましては8日がけして終結では
ございません。

ギリギリのところで命を救われ
新しいお家が見付かる事のみが
最終目的では無いものと思って
居ります。

こういった中に於きましても
日本中で殺処分が行われて
居ります。。。
---今、この瞬間にも何十、何百頭
といった数の子等が---

悲しく痛ましいお話のほんの
氷山の一角が「入間・栗橋」なの
かも解りません。
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この件を通し、痛感致しました
事の一つには、こういった事件
を解決するには幾ら個々が
頑張っても限界がある、
という事。。。

動物に対しての環境を動かす
のは行政でも、団体でもなく
世論以外の何ものでもない、
という事実を身を持ち、学ぶ
事が出来ました。

一人一人の小さな声が重なり
大きな一つの声になって行く
様に、世論の力は法律をも
変えるパワーを保って居る、と
感じました。

世論が殺処分の禁止と訴えれば
殺処分は無くなる方向へ
明るい扉を開く事が出来る
と信じて止みません。

「栗橋」の件は表面上は終結
致しました。
しかし、本当の「入間・栗橋」を
完全に淘汰させるには、多くの
世論の力が不可欠、と強く認識
して居ります。

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鎖に係留をされたまま亡くなった
子等、既にお遺骨になった子等、
まだフワフワな被毛に包まれたまま
息絶えて居た子等。。。
一体何十頭の子等が犠牲になったの
かは解りません。

何等かの犠牲の下に成り立つ
幸せは無いと認識をして居ります
も、この本意ではないであろう
淘汰をけして無駄にしてはいけない
と強く感じて止みません。

これからも引き続き、救われた子等
の譲渡先様を募って居りますと
共に「殺処分禁止」を目標とし
日々、1頭から、といった思いで
多くの団体様も頑張って居られます。

どうか、引き続き温かい目でお見守り
頂けます様、何卒、宜敷お願い申し
上げます。


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