埼玉県越谷市の行政書士江口法務事務所 blog支店

仕事、時事、プライベートなどで、私が感じたことをそこはかとなく書いていきます。

商法改正の研修会

2006-02-24 09:59:35 | 業務のひとりごと
昨日、越谷支部の研修会に行ってきました。

予想通り(?)、10分ほど遅れてしまいましたが、まだ本題に入っていなかったのでホッとしながら席に着きました。

内容的には、特に実務面において

まだまだ勉強しなければ!

と感じました。

以前にも書き込みましたが、会社法施行後には、新たに有限会社の設立ができなくなります。設立をご検討されている方々は、日程的にもそろそろ本格的な手続き準備にとりかかることをオススメします。

経営事項審査申請

2006-02-07 10:07:30 | 業務のひとりごと
昨日、今週末に予約した経営事項審査(略して経審)の書類の最終チェックをいたしました。ただいま作成した申請書類のプリントアウト中です。

経審は建設業許可をお持ちの事業者様で、防衛施設庁などの省庁や東京都や神奈川県などの都道府県、川口市やさいたま市などの市町村の公共工事の入札参加申請を希望される場合、受けておかなければならないものです。

埼玉県や越谷市などでは次回の入札参加登録は平成19・20年となります。新規の許可業者様やこれから建設業許可を取得予定の事業者様で、入札参加を希望されているのであれば、今のうちから経審を受けておくことが重要です。

新会社法施行前の有限会社設立

2006-02-01 10:21:01 | 業務のひとりごと
この春の新会社法の施行により、新たに有限会社の設立ができなくなります。

弊事務所でも今年に入り、電話、メール共に有限会社設立のお問い合わせが多く、またご依頼も数多くいただいております。どうもありがとうございます。
やはり、有限会社は非常に魅力的な会社組織であるからだと思います。

有限会社のメリットはいろいろとございますが、その中のひとつに「役員の任期がない」ことが挙げられます。

株式会社の場合、取締役は2年、監査役は4年と任期が定められており、役員のメンバーが代わらなくても重任の登記をすることになります。
新会社法施行後には、譲渡制限株式会社であれば任期を最長10年まで伸ばすことができますが、言い換えれば「任期をなくすことはできません」ということでもあります。

重任登記は毎年するわけではないせいか意外と見落としがちで、許認可申請時などで謄本を取得する際に見てみると、登記されていないケースがあったりします。
有限会社であれば、このような煩わしさがないのです。

独立・開業をお考えであれば、

「会社法施行前に有限会社を設立する」

という選択肢もご検討事項のひとつとされるとよろしいかと思います。