静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ミクロネシア連邦からの研修生1

2018年11月07日 10時14分26秒 | 学園紹介

先週から来園しているミクロネシア連邦からの研修生の様子をご紹介します。
20歳代が3人、30歳代が1人。
学園の生徒より年上の人たちです。

学園に来た主な目的は、カツオ一本釣り漁船に乗るための技能研修。
釣り込みや、ロープワークです。
ただ、それだけじゃなくて午前中は日本語の授業があります。
体育の時間は生徒といっしょに行います。


4人とも、まじめな修学態度で、身体能力が高く、覚えも早いです。
これには生徒もビックリです。
生徒も英語や日本語で研修生に話しかけて交流を図っています。
もしかしたら、就職した船で再会するかもしれませんね!


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
11月下旬からは、遠洋航海実習で生徒が不在となります。
生徒の様子を見学したい方は、11月中旬までの平日にご来園ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園では漁師になるための教育、訓練を行います。
中でも大事なのは漁船での適応力。
これはメンタル面が大きいです。
漁船に就職した直後は肉体的にも、精神的にも大きなストレスがかかります。
肉体的な苦労は慣れます。時間の問題です。
でも、メンタル面はそうは行きません。
メンタルで本当に頑丈な人なんてめったにいません。
どんな人でも、状況によっては簡単にメンタルがやられます。

ミクロネシアの研修生も、研修後は一人ひとりが別の船に就職となります。
おそらく、同国人はいません。
それが、大きなストレスとなるはず。
しかし、たくさんいるインドネシア人とは宗教が違うものの仲良くできるみたいです。
苦労はたくさんあると思いますが、ぜひ乗り越えてほしいと思います。

ところで、私のメンタル面での弱点は怒りやすいこと。
このところ、起こることで自分のメンタルを潰していることを感じます。
なるべく怒らないようにすることが、当面の課題です。
怒らなくて済むように、生徒も協力してくれるとうれしいなぁ。
おっと、生徒のせいにしてはダメですね。

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