NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

北九ギョブ159号【響灘ビオ1周年企画②「目的」~G.I.2013】

2014-09-23 18:36:10 | 成果物
大きな目的は一つ。


開園1年を経過して、

「響灘ビオが素敵な場所だ」

改めて伝えること。





開園当初はたいそう話題になった。

ただ、取り上げるものが

発信する側も、

受け取り理解するメディア側も

「鳥」「ベッコウトンボ」がほとんど。


もちろん、目玉だし

発信して当然の話題に間違いない。

しかし、響灘ビオに限らず

こうした自然を紹介する施設などが

「絶滅危惧」ばかり前面に押し出すのも

芸が無いかと感じる。


メディアは残念ながら、

そのことだけしか気にしない方が大半だが

だからと言って迎合するのではなく

逆に教えてさし上げる必要があると思う。

(ま、一般向けに分かりやすい、からなんだろうけどね)


で、何を発信するかというと

多様さ。

素材は、水生昆虫。


鳥がたくさんいるのも、虫たち、

それも水生昆虫たちが非常に多様で豊富なことと

無関係じゃないと思う。


ここの、あり得んほど多様な水生昆虫の姿、

しかも、一般向けには超マイナー・・

これを発信することで

響灘ビオにも、水生昆虫にも

相乗効果があると考えたわけ。





開園1周年という、

大切な誕生日をしっかり祝うことで

開園する数年前から調査活動に

多大な便宜や支援をしてくださった

岩本光徳氏らの気持ちに

報いたいというG.I.個人の思いが強かった。


じゃあ、何をする?

という内容を決めていくのが次の段階。

それは次号で。


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北九ギョブ158号【響灘ビオトープ1周年記念企画「序」~G.I.2013】

2014-09-23 12:48:53 | 成果物
いつもなるべく生き物話題を

「気軽に」「手軽に」紹介するよう心がけてる。

このサイトに来れば、

身近な水辺の生き物に出会える気分になってほしいから。


時には、ワクワク・ドキドキだけじゃなく

生息地の消失だとか

目にした悲しい状況も書いたりするけど

それすら身近な現実だと感じてほしいと思う。


そのお気楽ゴクラクさからか、

G.I.はじめギョブメンバー

いつも楽しくやってますね~的に

思っていただくことも多い。


それはそれで、当方らの思惑通りに

身近な自然やそこの生きものたちを

楽しみ感動してるのが伝わってるんだから

うれしいこと。


しかしかながら、どうしても消せない鬱屈なんかも。

ま、G.I.は、ね。

他のメンバーは・・サァ、どうでしょうね?


で、備忘録でもある魚ぶろぐなので

どうしても純粋な生き物の記録だけでなく

「人間」が悩んだり、凹んだり

そんなプロセスも書くことにしてる。


今回は、重い腰を上げて

(だって、そんなに楽しい作業じゃない)

まとめておこうと思う。





■4月のはじめに、2013年夏の「大微小種展」に関わる

さまざまな取り組みの成果と過程を新・魚ぶろぐに詳述した。


北九州高校・魚部という、

同じ枠内にいた従来とは全く異なる環境に置かれ、

外側からこれまでと同等、もしくはそれ以上の

エネルギーを傾注した。


活動の存続こそが適正な状態を取り戻すことにつながる、

それを信じ、それに賭けたからだ。


ところが対象にした人々は、残念ながら

そこまで理解できる連中では無く

周辺の人々の一部すらG.I.の関わりの大きさが

根本的に分かってない事態も出る始末。

(哀しいもんだ・・)


そのとき溜まりこんだ負のエネルギーを

成果物が仕上がっていく過程を初めて詳述することで

記録しておくというメンドクサイ作業にぶつけたわけ。


しかし、2013年の2大企画の一つ、

「響灘ビオトープ1周年記念企画」は

また今度、と言ったままで数か月放置。





気づけば、あれから1年。

今頃は1周年記念図鑑でヒイヒイ言ってたナァ・・

と思い出す。


4月当初の負のエネルギーは望めないが

書いて記録しておかないと

そこに傾けた情熱や努力量、時間は

平気で無かったことにしよう

(いや想像力欠如でそもそも理解できてない?)

という輩もいたりするし!!







ともあれ、ここまでがG.I.2013の足跡なので

書いてキリをつけておきたい。




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