関連ブログ記事・・・2023/3/5付「東武バスの埼玉県内路線、2023/7/22の値上げに向け申請 ＜3/8追記あり＞」、2023/3/25付「東武グループ2社（川越観光自動車・阪東自動車）が2023/8の値上げに向け申請」
2023/3/5付ブログ記事で
>そして、以下の東武グループの会社も埼玉県内で路線バスを運行しており、今後の値上げに関する動向に注目ですね。
と書いたうち、川越観光自動車に続き
茨城急行自動車・・・松伏町や越谷市東部など https://www.ibakyu.jp/bus/route/
国際十王交通・・・熊谷市とその周辺 https://kokusai-juo.co.jp/route_bus/
も国土交通省に値上げを申請しています。いずれも値上げ率は実施運賃ベースで10%程度で、実施時期はいずれも2023年8月中を予定しています。
https://www.ibakyu.jp/cms-pdf/important_notices/20230317150814ZLsBDhu5V8CWHI04R9iHsw.pdf
https://kokusai-juo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/6886d4a39f549f960ff0705b339a2cb6.pdf
茨城急行自動車は千葉県野田市周辺および茨城県古河市内でも路線バスを運行していますが、これらは値上げ申請の対象外です。なお、茨城県内路線は交通系ICカード非対応です。
また、国際十王交通は以前群馬県伊勢崎市に拠点を置き路線バス（伊勢崎市と埼玉県本庄市を結ぶ路線、伊勢崎市コミュニティバス）とタクシーを運行していましたが、これら事業は2022/4/1付で別途設立された「十王自動車株式会社」＜東武グループではない＞に移譲されています。
https://www.juo.co.jp/news/20220331_1339.html
現在の国際十王交通は熊谷市に本社を置く「国際ハイヤー」と伊勢崎市に本社を置く「十王自動車」が2004年に対等合併して誕生しており、元の国際ハイヤーの事業規模に戻ったことになります。
なお、朝日自動車は事業規模が大きく、会社全体で300両以上のバスを保有しています。太田営業所のみ群馬県内で、他は全て埼玉県内です。太田営業所も、路線の過半は埼玉県内です。
http://www.busnet-gunma.jp/bus-list/detail/56/
2023/4の時点では、バス運賃の値上げについては「バス保有台数が150両以上の場合は国土交通省本省で審査・150両未満は地方運輸局で審査」となっていますが、この基準を700両に変更すべく進んでいます（2023/4/5付ブログ記事「バス運賃値上げ・路線改編の規制緩和に関しパブリックコメント受付中（2023/4/23まで）」参照）。阪神バス（2023/4/3付ブログ記事参照）同様、基準緩和後に関東運輸局に申請する可能性もありますが、果たして・・・
