わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

いわきで想い出会、開催

2013年10月21日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
福島県いわき市に行きました。

信州こども山賊キャンプに招待した福島のこどもたちのための想い出会です。

10家族30人くらいの人たちが集まってくれました。

夏のキャンプ以来、久しぶりに再会したこどもたちとスタッフ。

会場いっぱいに終始和やかな雰囲気が漂いました。





私も3人のこどもがいます。

毎年、夏にキャンプに参加させています(他団体や自団体)。

帰ってきてから「キャンプどうだった?」と聞いても、「楽しかった」と返ってくるだけ(笑)

「何が楽しかった?」と聞いても、詳しく教えてくれません。

それは、私のこどもだけではなく、おそらくどの家庭のこどもも同じなのではないでしょうか。

もちろん、たくさん話してくれるこどももいるのですが。

どんなキャンプをしてきたのか?

誰と一緒にキャンプをしたのか?

楽しかった、の中身は何なのか?

その笑顔はどうして生まれたのか?

そんな、お父さんお母さんの想いにこたえるのが想い出会のもうひとつのねらいです。


福島のこどもたちに、と、泰阜村の皆さんが支援してくれたお米や野菜。

今回の想い出会でも、お土産にこどもたちに手渡しました。

こどももお父さんお母さんも、キラキラした瞳でお米や野菜を受け取っていたのが印象的でした。



今回、私たちNPOグリーンウッドのスタッフの他に、泰阜村の住民が一人、同行してくれました。

木下藤恒さん。

「あんじゃね支援学校」の校長(座長)です。

「あんじゃね支援学校」とは、泰阜村のこどもたちの体験活動を支えることを通して大人たちが学ぶ仕組みです。

20数名の構成員が、福島のこどもたちへの支援を村内に呼び掛けて3年。

その先頭に常に立つのが木下さんです。

3年目にしてようやくこどもたちの想い出会に連れてくることができました。

念願でした。

▼挨拶する木下さん




想い出会では、終始、福島のこどもたちにやさしいまなざしを送り続けた木下さん。

最後の挨拶は、たどたどしくも、誠実な想いが伝わる内容でした。

きっと福島のこどもたちとお父さんお母さんに届いたことでしょう。



木下さんは私の師匠です。

その理由は、私の拙著「奇跡のむらの物語」に詳しく記してあります。

ぜひご覧ください。こちらへ


木下さんと一緒に福島に行けてよかった。

また南信州と東北の縁が、豊かになりました。


代表 辻だいち


最新の画像もっと見る