角岸's blog (Kadogishi s' blog)

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ニッポンのCGアニメもついにここまで来たか!「キャプテン・ハーロック」3D

2013-10-05 17:55:54 | 映画
 某日の夜、中学生の息子を引き連れ見てきました「キャプテン・ハーロック3D」
 先に「風立ちぬ」見ようかとも思ったんですが、なんだかこっちの方が早く終わるような予感がし(しかも3Dは早い)、直行。



 さて、原作は言わずと知れた松本零士先生の「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」らとならぶSFスペースオペラの未完の金字塔です。なんでも、ヨーロッパでも大人気とのこと。

 正直、原作の敵であるマゾーンとの決着もつかず、未完ということもあり小生もあまり詳しくなかったんですが、映画は福井晴敏さんの全く新しい脚本ということで、原作あんまり知らなくても困りません。そもそもマゾーン台羽も出てきません。

 ストーリーは滅びかけた、地球とそれにしがみつく地球連邦の既得権益にすがる人類に反旗を翻した、ハーロック(かつての連邦軍の英雄)とその部下たちの物語と言うところでしょうか。



 
 アルカディア号乗組員の副長ヤッタラン、ケイ、ミーメ、トリなんかはそのまま原作通り。まぁプラモデルマニアでちっとも働かないオタク・ヤッタランがちょっとカッコよく描かれすぎのような気もしますが、小生的には嫌いではないですなぁ。プラモオタクが、かっこ良く描かれるのはいいことじゃないですか。

原作:ヤッタラン 下は映画版


原作:有紀 螢(ケイ) 下映画版


 さて、今回の物語のは、ハーロックより連邦軍の若き司令官イソラとその弟でハーロック暗殺目的のためアルカディア号へ乗り組むヤマの兄弟の物語と言えるでしょう。ヤマは明らかに原作の台羽をイメージしており、この映画の事実上の主役と言えるかもしれません。彼の成長を通して、後々には・・・・オーッとこれ以上言えばネタバレになっちゃいます。

原作:台羽正 下:映画版:ヤマ さらにその下:兄のイソラ



 というワケで、このハーロック物語の原作のマニア度でこの作品の評価は大きくわかれるのではないでしょうか?

 マゾーンたちが全く描かれなかったのはともかく、海賊船アルカディア号も妙にオドロオドロしくディフォルメされ、まさに幽霊船みたいに描かれているのもファンの評価に興味があるところです。

 まぁ、全く原作知らなくとも問題ないのですが、ハーロックがコンピューター化したトチローに語りかけたりする場面は、?マークが頭に着いたみたい、うちの息子たちは。

 しかし、これほど美しい3Dグラフィックスの日本のアニメを見れること自体幸せなことですし、純粋な物語として楽しめること請け合いです。



 ちょっと、本題からズレますが、エンディングテーマである「ONE OK ROCK」のフルイングリッシュの「Be the light」が素晴らしいです。歌詞からして多分東日本大震災について唄っているのですが、完璧な英語の歌詞と綺麗な曲で小生感動してしまい即効、アルバムをゲットしました。
 
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