くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

大河ドラマのOPについてまだ語る。

2010年02月28日 17時21分53秒 | 映画・ドラマを観たり。

1月に書いていた大河ドラマのオープニング(OP)話の続き。
大好きな「毛利元就」のOPについて書けたので一息つくつもりでいたら、一か月以上も間が空いてしまいました。
まあ、大勢に影響がないので、よしとしましょう。


【葵 徳川三代】2000年/作曲:岩代太郎
最初はあまり引き込まれる感じがしなかったのですが、毎日(再放送だったので週に4日観ていた)観ている内にだんだん良くなってきました。
大きな盛り上がりがなく、また戦国っぽい雰囲気もないのですが、美しい音楽と映像、いいですね。
後半の雪の東照宮の映像を観ていると、冬の日光に行きたいなどと無謀なことを考えてしまいました。寒がりなのに。

余談ですが、このドラマのキャスティングは素晴らしすぎるのです。
詳しくはWikipediaででも見ていただくとして、特筆すべきは石田三成を演じた江守徹。私にとって、これ以上の石田三成は今後現れないでしょう。


【新選組!】2004年/作曲:服部隆之
一番素晴らしいと思うOPは「毛利元就」ですが、一番好きなのは「新選組!」です。やっぱり内容に引きずられているんでしょうねえ。

溌剌とした音楽は、物語前半は前向きな希望に満ちて聴こえ、後半になると悲壮な決意が聴きとれるような気がします。物語と音楽が本当に一体となっているのでしょうね。
曲の後半からは、久々に歌詞もつきます。脚本を書いた三谷幸喜さんの作詞で、テノール歌手のジョン・健・ヌッツォが歌うのですが、これがまた勇壮な感じでいいんですね。
映像は、京の風景の版画と実写を合わせたものと、実写の新選組隊士たち。「新選組隊士たちによる青春群像劇」というテーマにピタリと合って、これも大変よいのです。

余談ですが、「葵 徳川三代」を再放送で観たことを考えると、私は随分と大河ドラマから遠ざかっていたのですねえ。


【義経】2005年/作曲:岩代太郎
第一回OP詐欺発生。
OPは音楽も映像も美しく、本当に素晴らしいのです。
特に曲の冒頭で「ジャンッ」と鳴って笛の美しい旋律が流れたあと、押し寄せるように一気に盛り上がる展開がとても良い。本当に良い。
映像は美しい平安絵巻を期待させる、これもまた良いものでした。
「義経」という朱色の題字が暗い水面から浮き上がってくるのも、その色彩と文字が好きでしたね。

余談ですが、物語は本当にいかがなものかと思わせる内容で…特に後半。
OPで期待させておいて心を折るという、これぞOP詐欺でございましたのです。
ただし、義経と愉快な仲間達以外の役者陣は素晴らしく、それだけに勿体無かった…。特に源頼朝を演じた中井貴一は最高でした。


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