くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

【ネタバレあり】映画「手紙」を観る。

2006年11月05日 23時06分09秒 | 映画・ドラマを観たり。

東野圭吾原作の映画「手紙」を観に行ってきました。

ちなみに、原作については以前にもエントリをあげております。POPを作っての紹介なので、ネタバレはなかったのですが、今回はちょこっとネタバレで。




2人きりの兄と弟。
兄は働きすぎて体を壊し仕事をなくすが、なんとか弟を大学に進学させたくて、強盗、そして図らずも殺人の罪を犯してしまう・・・。

多少、原作とは違う部分もありましたが、大切なところは変わっていませんでした。
いい映画でした。


犯罪者の身内を持った者の受ける差別。
「差別」ってあってはならないもの、ですよね。でも、現実として差別はある。

登場人物のひとりの「差別は必要なんだ」というセリフ。「犯罪者は自分が服役するだけで終わりなのではない。自分の家族が自分のせいで差別に遭っているということも背負っていかなくてはならないんだ」と。
また、「差別のない世界ではなく、君(弟)はこの場所から始めるんだ」とも。
罪を犯すことの重さを感じさせられる言葉でした・・・。


そして、最後の、刑務所への慰問で漫才をやるシーン。
目で兄を探しながら漫才をする弟。そして手を合わせながら弟を見つめ、涙を流す兄。

ここは原作では漫才ではなく音楽なのですが、漫才にすることによって、弟から兄へのメッセージが強く届いているように思いました。映画ならこの方がいいのかもしれないな。

弟はこの前に兄との決別を決意し、兄に「毎月送ってくる手紙を、もう送ってこないで欲しい」と手紙を送っているのですが・・・兄への想いを漫才に乗せて伝えていました。
「血が繋がっちゃってますからね」「たったひとりの・・・兄です」

ちなみにこのシーン。
オフコースの「言葉にできない」が流れ、弟の涙をこらえながらの漫才、そして手を合わせながら弟を見つめ、涙を流し、嗚咽する兄の表情に、涙腺決壊。

他にも涙が出るシーンはいっぱいありました。
でも、あの玉鉄(兄)の表情は反則的に泣けましたな(;´д`)


私たちはただただ涙を流してこの映画を観るだけではいけないのではないだろうか・・・そんなことも思わされましたです。はい。


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写真を撮られた。糸井重里に遭遇した。連休初日は混んだ。

2006年11月05日 00時23分31秒 | 今日のできごと。

更新をサボっているうちにいろいろなことがあったわけですが。

①バイト先の求人広告用(?)の写真を撮られる。
ちなみに、ヤラセ写真です。笑。楽しそうに仕事をしている様子のヤラセ。
写真を撮ることは直前に聞かされたのですが、「今日言われたにしては素晴らしい(演技力)です」とのカメラマンの巧言令色にうまいこと乗せられ、ニコニコスマイルで写真に収まりました(*´∀`)

②糸井重里に会う。
本屋さんの事務所に、お仕事で来ていた糸井さんに遭遇しました。
ドアを開けたらいきなりいるのでビックリ!
私、糸井さんのファンというか、糸井さんの主宰されているHP「ほぼ日刊イトイ新聞」に載っていた「新選組!」記事のファンというか。笑。
なので、うれしかったでし!(*´∀`)

③連休初日、金曜日はメチャ混みでした。
やっぱりアキバは観光地なんだな~としみじみ・・・(;´д`)


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