今日１月１５日は、Tsunami Alert 津波警報が海岸沿いの地方に出ています。私の住んでいるところからは確実に100キロ以上あって、間に海岸の山脈が走っているので心配ありませんが、無料でチーズの試食ができる人気のチーズファクトリーがあり、レストランで食べたり工場見学ができ今日辺りは土曜日で出かけた人も大勢いるかも知れないので心配です。
いわき市小名浜では、江戸時代ごろ町を開いた人たちが自然災害が少ないのでその場所を選んだと言われています。東日本大震災の時も海岸側の方には津波は来たらしいのですが、私が住んでいた海から歩いて５〜10分位の商店街の人たちは「津波はここまで来なかったのよ。」と言っていて、昔の人の知恵に驚きました。
北20キロ先辺りの海岸に近い町には来たようです。その先には原発もあります。ここのコロンビア川の海岸へ向かう途中にも原発がありちょっと怖かったのですが、とっくに廃炉になったとのことでした。
ポートランド周辺は二百五十年おきに大地震があったと言われていますが、今300年も経っているので警戒している人もいます。海岸の山脈とロッキー山脈の間にはカスケイド山脈という火山地帯があってワシントン州のセントヘレン山が噴火したときには数十人亡くなられた様ですが、準備できていなかった人たちは大事なものを守ろうとして逃げられなかったのかも知れません。私の場合、持ち物はダンボールではなく全部強くて安いIKEAのタイヤ入れの袋か100円くらいで買える強い食料品を入れの買い物袋にまとめています。箱を運ぶより袋を何個も引きずっていく方がたくさん運べて避難時にも重宝します。ロープも袋と一緒にしてあるので咄嗟の時には取手のところをロープで繋ぎ、１度に何個もの袋を引き摺って行ける様にしています。
子供のサバイバルについて
2年前コロナ下での山火事では、焼死した人もいました。100キロくらい先が燃えていてもドアの外は煙が充満し、タオルを口に当てないと出かけられない状態でとても困りました。殆んどの人たちは家に1週間くらい閉じこもっていましたが、私は仕事に行かざるを得ず、煙が入らない様に玄関や車のドアをサッと開けるのに非常に苦労しました。かなり注意していたのですが、空気洗浄機の中を洗ってみたら真っ黒いススの粒の様なもので洗面器がグレーになり、これを吸っていたのかと思ってちょっと焦りました。海は風が強くて煙もないだろうとさらに家から100キロ先の海まで行ってみたのですが、海の上にも煙が充満していて驚きました。私の生徒の家族は海岸のホテルに部屋を取り避難したのですが、そこにも黄色い色の煙が充満、どこにも逃げ場がありませんでした。ある農家では、1１歳くらいのお子さんと飼い犬が車の中で焼死しているのが見つかりました。子供たちは普段避難訓練をしていないと、とっさにどうしたら良いかわかりません。学校だけでなくおうちでも煙の下を潜って逃げる方法などお子さんによく教えて練習しておくと安心です。練習は月１回くらいしておくと安心です。火事の時はタオルとペットボトルとゴーグルがあると役に立ちます。バケツに水を汲んでコップも準備して汲みやすくして置いておくのもいいですね。そのコップで服を湿らせたりもできます。私は火事の時の避難用ゴーグルもセカンドハンドのお店で五百円程度で買いました。小型ラザーマンツールと一緒にバッグに入れて持ち歩いています。おうちが２階の場合は、寝具は軽くて子供でも運べる折り畳みマットレスなどにしておくと、窓から下に投げてそこに飛び降りることもできます。
非常用ハシゴは軽量のでも子どもには扱いにくそうですが、木に吊るして遊ぶロープと木でできたハシゴが見つけられれば窓やバルコニーから吊るして逃げられるかも知れません。私はキャンプ用品屋さんで子供のお遊び用のを買って来ました。2500円くらいで売っていました。３階以上でも階下が燃えていなければ下のバルコニーに行くとかもできますね。
数年前イタリアのベスビオス火山の噴火で灰に埋もれたポンペイの遺蹟展がポートランドの科学館で開かれましたが、宝石入れらしい袋をもって亡くなっていた女性の石膏を見ました。大事なものを取りに引き返して逃げきれなくなる人も多いですよね。こういう時は命が先で諦めが肝心。書類であればコピーして銀行の貸金庫などに入れておけば安心かも知れません。
ここポートランドは災害が殆んどなく平和で緑が多く、消費税もなく、アメリカで一番住みやすい町にも選ばれたくらいで、エデンの園の様と言っている人もいますが油断は禁物です。
関東大震災の時の火事、100年前くらいと現代のアイスランドの火山の被害、昔の浅間山の噴火などは大変な被害をもたらしました。煙の害は凄いです。火事の煙はまだマシな方です。火山灰を吸ったら大変です。それについては、今度またお話しします。
Have a wonderful day!
いわき市小名浜では、江戸時代ごろ町を開いた人たちが自然災害が少ないのでその場所を選んだと言われています。東日本大震災の時も海岸側の方には津波は来たらしいのですが、私が住んでいた海から歩いて５〜10分位の商店街の人たちは「津波はここまで来なかったのよ。」と言っていて、昔の人の知恵に驚きました。
北20キロ先辺りの海岸に近い町には来たようです。その先には原発もあります。ここのコロンビア川の海岸へ向かう途中にも原発がありちょっと怖かったのですが、とっくに廃炉になったとのことでした。
ポートランド周辺は二百五十年おきに大地震があったと言われていますが、今300年も経っているので警戒している人もいます。海岸の山脈とロッキー山脈の間にはカスケイド山脈という火山地帯があってワシントン州のセントヘレン山が噴火したときには数十人亡くなられた様ですが、準備できていなかった人たちは大事なものを守ろうとして逃げられなかったのかも知れません。私の場合、持ち物はダンボールではなく全部強くて安いIKEAのタイヤ入れの袋か100円くらいで買える強い食料品を入れの買い物袋にまとめています。箱を運ぶより袋を何個も引きずっていく方がたくさん運べて避難時にも重宝します。ロープも袋と一緒にしてあるので咄嗟の時には取手のところをロープで繋ぎ、１度に何個もの袋を引き摺って行ける様にしています。
子供のサバイバルについて
2年前コロナ下での山火事では、焼死した人もいました。100キロくらい先が燃えていてもドアの外は煙が充満し、タオルを口に当てないと出かけられない状態でとても困りました。殆んどの人たちは家に1週間くらい閉じこもっていましたが、私は仕事に行かざるを得ず、煙が入らない様に玄関や車のドアをサッと開けるのに非常に苦労しました。かなり注意していたのですが、空気洗浄機の中を洗ってみたら真っ黒いススの粒の様なもので洗面器がグレーになり、これを吸っていたのかと思ってちょっと焦りました。海は風が強くて煙もないだろうとさらに家から100キロ先の海まで行ってみたのですが、海の上にも煙が充満していて驚きました。私の生徒の家族は海岸のホテルに部屋を取り避難したのですが、そこにも黄色い色の煙が充満、どこにも逃げ場がありませんでした。ある農家では、1１歳くらいのお子さんと飼い犬が車の中で焼死しているのが見つかりました。子供たちは普段避難訓練をしていないと、とっさにどうしたら良いかわかりません。学校だけでなくおうちでも煙の下を潜って逃げる方法などお子さんによく教えて練習しておくと安心です。練習は月１回くらいしておくと安心です。火事の時はタオルとペットボトルとゴーグルがあると役に立ちます。バケツに水を汲んでコップも準備して汲みやすくして置いておくのもいいですね。そのコップで服を湿らせたりもできます。私は火事の時の避難用ゴーグルもセカンドハンドのお店で五百円程度で買いました。小型ラザーマンツールと一緒にバッグに入れて持ち歩いています。おうちが２階の場合は、寝具は軽くて子供でも運べる折り畳みマットレスなどにしておくと、窓から下に投げてそこに飛び降りることもできます。
非常用ハシゴは軽量のでも子どもには扱いにくそうですが、木に吊るして遊ぶロープと木でできたハシゴが見つけられれば窓やバルコニーから吊るして逃げられるかも知れません。私はキャンプ用品屋さんで子供のお遊び用のを買って来ました。2500円くらいで売っていました。３階以上でも階下が燃えていなければ下のバルコニーに行くとかもできますね。
数年前イタリアのベスビオス火山の噴火で灰に埋もれたポンペイの遺蹟展がポートランドの科学館で開かれましたが、宝石入れらしい袋をもって亡くなっていた女性の石膏を見ました。大事なものを取りに引き返して逃げきれなくなる人も多いですよね。こういう時は命が先で諦めが肝心。書類であればコピーして銀行の貸金庫などに入れておけば安心かも知れません。
ここポートランドは災害が殆んどなく平和で緑が多く、消費税もなく、アメリカで一番住みやすい町にも選ばれたくらいで、エデンの園の様と言っている人もいますが油断は禁物です。
関東大震災の時の火事、100年前くらいと現代のアイスランドの火山の被害、昔の浅間山の噴火などは大変な被害をもたらしました。煙の害は凄いです。火事の煙はまだマシな方です。火山灰を吸ったら大変です。それについては、今度またお話しします。
Have a wonderful day!