お盆BONBON ～雷雨とともに・・・～の続きです。
雷雨とともに帰ってきた先代犬ププ。
その日、おかんは珍しく、おとんといぱ君の夕方の散歩につきあう事にしたんですわ。
一家の主婦が、夕方の６時過ぎに犬の散歩って・・・
だって、子供達が夕方お昼寝から起きてこないんですもん。
で、ププのお友達に会いましただす。
おかん、実はず～っと会えばププを思い出すのが辛くて、会いそうな時間は行かなかったんだすな。
おとんはシャイおっさんなので、あんまりおしゃべりはしないんだすな。
家の前を通る人はみんなププが亡くなった事を知ってたのに、彼らは知らなかったんだす。
おかしいとは思ってたそうだす。
でも、まぁ聞けませんわな、違う犬？とは・・・（笑）
黒柴のモモちゃん。
モモちゃんのお父さんはオヤツをくれるので、
人一倍いやしいププはモモちゃんのガードを破ってオヤツをもらってたんだすな。
あたしのオヤツなのに・・・
おいしいなぁ～、ありがとうやで。
これからも、よろしくやで。
シェルティのキヨシロー君だす。
え～と、ププを見つけると、必ず挨拶に来てくれたんだすな。
なぜだか、ものすごく憂鬱そうに・・・（笑）
キヨシロー君が仔犬の時に会ったので、敬意を払って来てくれてたんでしょうか？
ププがケンカしなかった数少ない男子犬だす。
え～と、騒々しい柴君は苦手なんですけど・・・
ププ君も、危なそうだったし…
まぁまぁ、細かい事は気にせんと、これからもよろしくやで。
そして、これがタマタマの大きいラッキー君。なんちゅう紹介や・・・ラッキー君ごめんよ。
いや、ププがね小さい時、ラッキー君の立派なタマタマを不思議そうに、ラッキー君のお腹の下に入って見上げるんですわ。
もう、会うたび会うたび。
で、ププはラッキー君には敬意を払ってたんでしょうな、ケンカせず懐いてた唯一の男子犬だす。
よぉ、ププの弟分らしいな。
ま、わからん事あったら、なんでも俺に聞いてくれや。
あっ、この御仁は、もしや・・・
なんやねん？
やっぱり、そうや！
タマタマの大きいラッキーおっちゃんや。
おっちゃん、立派なタマタマやなぁ～
カッコええな！
ま、まあな・・・
この白シーズー君も、ププの好きだったお友達わんわんだす。
ププの仲が良かった子とは、いぱ君も仲良くできるみたいなんだす。
反対にププがケンカしてた子は、いぱ君もガウガウやってるんですな。
今頃、やっといぱ君のいぱ君としてのご挨拶をしてきましただす。
なんだか、この日ププがついてきて、
会わせてくれたんだろうなって気がするんですわ。
そして、家に帰ったいぱ君は、ある異変に気付くんだすな。
＊
＊
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お盆BONBON～お供え？～に、つづく
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