ここ数日、畑の雑草「ハタケニラ」と格闘していた。
株ごとスコップで掘り起こしてはゴミ箱に捨てる作業。
ハタケニラとはニラに似た雑草で、ニラに似ては居るがあの特有のニラ臭がない。
ニラは秋に花を咲かせるが、ハタケニラは丁度今ごろ花盛り。
ニラよりも葉幅も葉厚も勝る、花も若干大きい。
葉の真ん中に太い筋があるので、見分けはつく。
因みにこの画像は食用のニラの方。よく似ているがもう少し大振りの花だ。
昔はこんな雑草は居なかった。
いつ頃か道路の際でも畑でも庭でも何処でも見るようになってきた。
その強靱な繁殖力にはほとほと手を焼く。
花が咲くと種が出来る、その種が落ちると発芽。
そして一番厄介なのがその根!
退治しようと根ごと掘り出すと、その球根の廻りに無数の子供球根が着いており、
掘りだした途端それが、ポロポロと落ちる。
落ちた球根からまた発芽する。
つまり上からも下からも繁殖力旺盛なのだ。
花が咲くと、親の敵のように刈り取っていたが、
球根を完全に掘り起こさない限り根絶は無理。
どうも、鍬の入らない堅い畑の隅っこが大好きなようで
一年ほど放置した所は、もうハタケニラの王国!
そして、一旦蔓延ると根絶は難しい。
難儀で厄介なのは某政党に似ているが、まったく冗談じゃ無いよ!
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