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聖書の数字

2013-11-18 11:52:07 | 宗教・教会

 教会ではあらゆる数字が意味を持って特別視される。

 「3」はイエスさまが十字架にかかられて葬られてから、
 3日後に復活されたという大きな出来事から来ている。
 これが聖書での一番大きな意味を持つ数字だと思う。

 旧約聖書ではヨナという人が魚に飲み込まれて3日間魚の中にいたとされている。
 新約ではペテロがイエスさまに「あなたは私を愛するか?」と3度聞かれて、
 3度とも当たり前じゃないですか、というような答えをしている。
 イエスさまは「ニワトリが鳴く前にあなたは3度私を知らないというだろう」と、
 ペテロに言われた。
 ペテロはもちろんそんなことがあるはずもないじゃないか、と思っていただろう。
 しかし、イエスさまが捕らえられたとき、
 民衆に3度「あなたもあの人と一緒にいたね」」「あなたも仲間だね」等と聞かれ、
 ペテロは1度ならず3度も「知らない!」と答えてしまう。
 そして3度目の拒否をしたまさにその時、ニワトリが鳴くのである。
 ペテロはその自分の口を嘆いて号泣した。

 またこれは少し意味が違うかもしれないが「三位一体」というのも3である。
 三位とは「神」「キリスト・イエス」「聖霊」が一体であるという説である。

 「12」という数字はイスラエルの12部族。
 ヤコブの息子たち12人が、イスラエルの12部族の祖であるという事で重要である。
 またイエスさまの直系の弟子は12人だった。
 また、この頃に宝冠などに付ける宝石を4×3列に並べるという記述があり、
 誕生石という概念はここから来たのではないかと言われている。
 これがまた3で割りきれるというのも不思議だ。

 「40」これはモーセがエジプトを脱出して、
 民が荒野を40年間、彷徨わなければいけなかった期間のことである。
 モーセが十戒を受けるまでシナイ山の中にいた期間は40日。
 ノアの洪水の際には40日間の大雨が降ったと書かれている。
 新約ではイエスさまが一人で山に登り40日間の断食をされた事も有名だ。

 なので、これら3つの数字にはキリスト教では大きな意味がある。
 教会も「設立40周年」などと、普通では大きく取り上げないような年を、
 重要な記念の年として記念品を配ったり、各方面からお祝いされたりするのである。

 また、黙示録では「7」という数字が取り上げられる。
 「7つの教会」「7つの封印」「7つのラッパ」などというようにだ。
 しかし、黙示録の解釈はとても難しくて、
 聖書のマンガ解説や小説聖書などでも、
 この部分を納得いくように締めくくっているものはほとんど無い。
 教会のメッセージ(説教)でも取り上げられることはまずない。
 一番有名なことは「7日ごとの安息日」
 こんにちの、1週間が7日であるということだ。

 このように聖書を読むときに数字に感心を持って読むことは、
 いろんな出来事が関連付いていることに気付かされ、
 面白い読み方が出来るようになると思う。

 「ゲマトリア」というのは、ヘブル語やギリシャ語のアルファベットの、
 それぞれを数字に換算して、そこに意味があるかどうかを調べる研究をいう。 
 そして「8」
 この8はイエスさまに深く関連した数字なのだ。
 このゲマトリアという計算方法を用いると、イエス=888という数字になる。
 ギリシャ語の「主」「キリスト」「救い主」「御子」「人の子」「神性」なども、
 全て8の倍数で計算できる文字となっている。
 聖書では「8」は神を表す数字となっている。

 ちなみに私たちの教会のチャペルの十字架は、測量技術者の教会員の人が測ったところ、
 正確にゴルゴダの丘つまりはカルバリの方向を向いていて、
 その距離は8888kmであるということがはじき出されたという、
 工事の人達も意図的にではない、まさに誰も知らない奇跡のような事実なのだ。

 教会に祝福あれ。


 くぅ