まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

今必要な保健の先生、養護教諭を考える。

2006年08月28日 | 教育、文化、少子化
子供を連れた母親が突然、薬局に訪ねてくることがある。
ちょっとした打撲程度のものだが、何しろ、「これに効く薬をくれ」
というものだ。

考えて見ると、自分は、とにかく、打撲、骨折、擦り傷、さらには皮膚炎、
風邪、学校に行くと突然お腹の調子が悪くなるなど、諸々の「トラブル」を
経験して、知っている。
多分、母親は、その都度大変であったであろう。

ところが最近の母親は、どうにもこれが欠落しているとしか思えない
慌てぶりを見せる。
最近、レントゲンに関する「被爆」という問題が言われ始め、なんでか日本、
このレントゲン使用量が、多いらしい。
こぶをつくった程度のものでも、心配なのは充分わかるが、もうパニックだ。
医者のほうでも、「最善を尽くさない」ということが、最近「不法行為」にも
つなかるため、そういう作業をおこなう。
何だか、簡単な症状に関して、もっと、的確なアドバイスをもらえる
システム、ないのかしら?

話しは飛ぶが、そういうえば、学校には保健室というものがある。
保健の先生。正式名称は「養護教諭」。
色々な経緯があって、正式に設置がおこなわれている、先生である。
自分にとっては、なんでか記憶がなく、お世話になったのかなぁ。

さてその養護教諭。思うんだが、この職種、この時代、かなり重要だと思いません?
児童虐待などの社会的に大きく報道されている問題もあるが、
あてにできない親が多い中、会社の「社外取締役」でもそうなんだが、
学校の人間関係などを「客観的に観察」できるのは、
もう、この職種しかないんではないの?

教職課程で、カウンセリングなどの基礎的な学習をされているようだが、
この辺のところ、もっと、特化できないものかしら。
病気、傷害などは、適宜、最寄の医院、病院と連携が取れているようだが、
子供の成長に伴う、心理学的な精神発達?ていうか、この辺のトラブル。

まぁ、最近は若手教師のカウンセリングも必要かもしれない、
そう考えるんだったら、親のカウンセリングも、もっと必要かもしれない。
ああ、高齢者のご意見番など、最近の団塊あたりの高齢者が、もっと、
社会的にボランティアの精神があればいいんだが、なんだかもっとも
こういう作業に不向きな、かえって面倒をおこしそうな感じがするし。

地域社会の崩壊という声も、今に始まったことではないんだが、
子供を中心に考えるんであれば、やっぱり、学校は一番、主要だし。
そういう意味からすると、保健所なんか、色々大変そうだから、
この「保健の先生」を、もっと、専門的に活用できる方法があったら
いいんじゃないでしょうか?

均等法の差別になるのかなぁ、個人的には、女性が活躍できる職業だと思うし、
「ゲーム脳」に数億円の予算をつけるんであれば、
「ネットの嘘発見器」に3億円の予算をつけるんであれば、
看護学は保健医学とも、当然の前提にせよ、心理学(精神保健)教育相談など、
教科科目を拝見して思うんだが、もっと、専門性をもたせていいんではないか?
今、どのような専門機関と連携がとられているのかしら?
絶対に必要な、重要なポジションだと思うんですが、気にならない?


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