まなびの途中

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これも平和に対しての取組みだと、言えるのかもしれない

2006年10月11日 | 隣国問題
【核開発】「核実験実施」を信じてもらえない北朝鮮

                      朝鮮日報  2006/10/11 09:31

 「北朝鮮は果たして核実験を行ったのか」という疑問が国際社会からなくならな
 ければ、北朝鮮はどういった選択をするのだろうか。
 ① 専門家らはまず、再度核実験を行う可能性があるとの見方を示している。
 1998年、インドとパキスタンが核実験を行った際も、3日間にわたって数回の核
 実験を行ったものだ。
 ② 核実験の様子を撮影した画像を公開するというものだ。ただ、北朝鮮として
 は、技術面で自信がなければ、こうした方法はとらないだろう。
 ③ しかし、専門家らは「ただ、現在のようにあいまいな状態のまま放っておく
 ことも考えられる」と語った。

なかなか的を得た解説だったので、引用させていただきました。

【核開発】北の「核実験」発表はお家芸のハッタリか

  専門家たちは「何かが失敗した場合、責任追及の矛先が金正日総書記に向けら
  れるのを懸念し、偽りの報告や過大報告をする場合があるほか、対外的に政治
  的目的を果たすために結果を脹らませたりするようだ」

案外、韓国の新聞は、想像以上に「歯に絹を着せぬ」文章が多いです。
日本だと、その確認はとれていない。とか、そういう意見もあるのは事実だが、
程度の紳士的な配慮の効いた、文章がなされるが、
「発射体を打ち上げたことと何らかの小物体を軌道に載せようとしたことは事実だ
 が、実際軌道上には何も載せることができなかったのだ。」
と言う感じ。

韓国語を、日本語に訳すと、こんな風に「意訳」されるのか、わからない。
ちょっと、ひねった、笑いを取るような「言い方」が、ネイティブであるのか
それもわからないが、本当は、もっと、極端で、大胆な言い方かもしれない。

テレビでは、こと、TBSが、「意訳」の天才で、
本人でさえ、まったく言っていないことを、堂々と、テロップで、
「同時意訳」することが、往々にしてあって、巷間をにぎわしている。

中国も、そしてロシアも、歴史的な流れから言っても、最近の市場競争からいっても
北朝鮮が、韓国と統一し、いわゆる、アメリカのサイドにたった、民主主義に
変貌するのは、「本意」ではない。

そうはいっても、韓国も日本も、アメリカを同盟にしている以上、
いわゆる「有事」と認定されれば、朝鮮半島の、あらゆる紛争に関し、
アメリカがイニシアティブをとることは、自明である。

それが堪らなく「嫌」だった、中国とロシアは、さんざん、北朝鮮に勧告をしたが
このような事態になって、保護者として「権威失墜」というより、
次の手を考えなければならない、そういうことになったはず。

案外、仲がいいようで、良くない、中国とロシア。
どちらも、びた一文、領土を削られたくない国である。
そのくせ、人に関しては、いくら死のうが、増えようが、無頓着なのは、
ご存知の通り。

悲惨なのは、もし万が一、北朝鮮が崩壊して、大量の難民があふれかえる
韓国である。
東西ドイツで実証されているように、国力が落ちるのは、目に見えている。
さらに、あれだけ悲願の祖国統一と言っていたからには、
受け入れざるを得ない。
かといって、その昔、殺しあった仲である。

死んだら「水に流す」ということが、ことのほか、苦手なお国柄である。
果たして、そのことを踏まえた上で、民族統一ができるのか、どうか。
かなり自国では、懸念されている事柄らしい。

こういうことを論じること事態、「平和」を唱える方々にとって、
堪らなく「嫌」なことで、耐え難い内容なんだろうか?
これも平和のために、考えねばならない、当たり前の思考である。



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