まなびの途中

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色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

自分にとってはナーバスな記事

2006年05月10日 | ニュースに絡んで
素人の自分が、この手の問題を気軽に書くことは避けたほうがよいのだが、

「飛鳥会」同和事業不正 大阪市、監査無視“先送り”
  財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)理事長、小西邦彦容疑者(72)が
  事実上の同和対策事業だった西中島駐車場(淀川区)業務の収益を着服してい
  た事件で、大阪市開発公社が昨年六月、飛鳥会が約三十年にわたって独占受注
  している優遇的な契約方法の見直しを提案したのに対し、大阪市の担当部局が
  会議を開きながら、提案を受け入れずに放置していたことが分かった。

  法人登記によると、飛鳥会は71年設立。駐車場経営のほか、公衆浴場、貸し
  ビル業などを収益事業としている。小西容疑者は設立時から理事長。解放
  同盟飛鳥支部長も67年から約40年にわたり務めている。

財団法人って、こんなに収益事業ができるんでしたっけ、と思いました。
自分もいくつか覗いてみて、随分古い歴史をもった「会」であることがわかりました。
とかく関東では、差別問題やら問題など、日常的でなく、意外に知らない。
特に東京では、結構地方在住者が「都民」であることが多く、
歴史的に持続性のある「話題」が少ない。

自分も、引越しの回数が10を越えているもんで、何しろ、幼馴染という人間すら
いない。
関西で仕事をいくつかするうちに、この問題が非常に深く、ナーバスなことだと
知るようになったのは、ここ数年のことでした。
実は、この問題は、このエリアでは、非常にアンタッチャブルで、
ことさらに触れてはいけない、という感じにガイダンスをも受けました。

すでに、そういう語られ方をされること事態、理解を超えてしまう話で、
結局、何も考えないことが、一番いいことだと、考えるようになりました。
ただ、囁かれる話題は、このような利権に絡む話で、
こういう顛末で「事件」が発覚することは、長い歴史をもったこの会、
または運動をされている人達にとって、どういう意味をもつのか、
考えさせられる問題です。

そして、「アンタッチャブル」と言われている、くくり方も、
どういう意味をもつのか、考えさせられる問題です。

最近、この話題と平行して、北朝鮮問題も、相次ぐ摘発を受けております。
コメントがなかなかしずらい、と思わせることも、考えどころですが、
この同和問題など、それぞれが、「利権」というキーワードで
捉えられている。
今、現時点でも、歴史的な「補償」「償い」という表れなのか、
誰に対して、何に対してのものなのか、
複雑な問題であることは承知の上で、理解しずらいことだと考えます。
結局、意識改革を促す運動が、はたから見ていると、どうも閉鎖的に映る。
運動をされている、ホームページを拝見していても、
我々が、日常なかなか使用しない、糾弾!断固!という単語が多く、
決して馴染めない。
そして、こういった事件。

政治もそうなんでしょうが、何が、何を縛っているのか、
考えさせる問題でした。


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