まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

まだよく分からない、福田さんのスタイル。

2007年09月15日 | 政治
電撃的な首相の辞任。
昨日辺りから、麻生さんと福田さん、各メディアに出まくり。
思ったんだけど、
福田さん、71歳だった。
えれー、驚きました。

あの長きに渡る官房長官時代の福田さんのイメージ。
実際にテレビに出て、お話になるお姿。
凄く、慎重な方。
一切、具体的なことを言わない。
政治観も国家観も、一切言わない。
「話し合いを」強調するばかり。

各キャスターも、ほとほと困っているように見受けられました。

考えてみれば、あの小泉さんも、
立ち止まって、一言二言と、感想なり意見を言うときは、
わかりやすく、言葉の切れ味も凄かったように思うんですが、
討論会とかに出席されたときなんか、
非常に、心もとない感じがあったのは事実です。

ええ、ですから、一方的な「演説」とか、
国会での「掛け合い」と、テレビでの話は、
案外、別物だという認識をもっておりましたが、
それにしても、福田さんに今のところ、
「これがリーダーだ」というオーラーも何も感じません。

ただ一言、
今であるからこその「無難」な人選。
これが、昨日までの、勝手な個人的な感想で御座います。

一方、麻生さん。
案外、この方、話が長い。
話しながら、論をまとめている感じがして、
あっちこっちに「旅」をしながら、
本題に、いつ戻ってくるんだろう、そういう不安感がありますが、
必ず、できます、やります、大丈夫です。
出来ないわけが無い。

福田さんとは、まったく、真逆のスタイル。

今のところ、自民党が福田さんを「選ぶ」ということ、
すなわち、自民党が、本当に「てんぱって」いるんだなとしか思えない。
もう、キャラクターを前面に押し出した、
「無用」なリーダーシップに、
ほとほと困り果ててしまった、疲れてしまった、
そういう「後退的」な感じを持ってしまいます。

で、自分は、そういうリーダーシップ論とか、素人さんなんで、
こういう状況で、どういう「人選」が適当なのかわかりませんが、
また、所信演説とかで、
案外、凄いリーダーシップを感じられるような発言を福田さんが
するかもしれませんし、
まだわかりませんが、

昨日の福田さんのイメージでは、
また、以前の「調整型」の自民党。
寝技、腹芸、密室、談合、そういう見えない世界で、なんだか解決していく。
そういう自民党らしい、自民党政治が復活するんではないかと、
そういう「期待感」で一杯になってしまいます。

劇場型に慣れてしまった国民が、
安倍さんよりは小沢さんの方が、まだ、任せられる、
そういう判断で、「札」を入れているに過ぎないと思っています。
麻生さんの「聞き取りにくい」話し方は、
多分、結局は、もう支持されないでしょう。
まだ、福田さんの方が、耳障りが良い話し方をされます。

まぁ、我々が選べないんで、これはもう、自民党さんの判断です。
頑張って欲しいものですね。



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