まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

コンセプトの違いというだけでは済まない商法。

2011年10月12日 | 社会的全般
ユニバーサル S ジャパン

ディズニーランドと比較すること自体、おかしな話かもしれないが、
10周年をどうやら迎えたらしく、
ややもすると、「終了間近」、引き上げか!と噂が絶えなかっただけに
その頑張りに、敬意を申し上げたい。

で、まず、感心したこと。

アトラクションのクオリティーが、えらく高かったこと。
数は、当然ながら、少なく、あのディズニーと比べるまでも無いが、
待ち時間がほとんど無い、バックドラフトでさえ、
えらい、面白かった。

3Dの映像を流す、その当時は、シュレックムービーだったが、
わざわざ、このために作成されたのか?
は、ともかく、
まじめに「良く」できた作品だった。

ターミネーターですら、映像だけでなく、
役者さんが出演されていて、
これがまったく、見ているこちらが恥ずかしい、なんてことはなく、
まじで、こんなテンションを毎日やられているんですか?
というくらい、
初めてのお客さんは、要するに、驚くのは間違いない。

プールのショーですら、
冬場は、どうしているんですか?
絶対に、夏季のみの公演ですよね?
っていうくらい、普通に、面白い。

ええ、全体的に、あのランドというか、リゾートと比べても遜色なし。
いや、むしろ、そのクオリティーに圧倒された。
コンセプトの違いなんて、どうでもいいんで、面白いかどうかではなく(面白かったが)、

クオリティーの高さに感心しているのだ。
凄い。

と こ ろ が

それ以外、
「笑った」。

まず、外に一時退出、できません。
確か、記事などで読んだ記憶があるが、
食事を園内で取らせるために、外に出さない!とか、そんな内容だった気がするが。

いや、高いよ。食事代。
ランドで450円くらいでいただける程度のものが、700円、800円、
と、平気でします。
ここまでくると、おいしいか、まずいか、なんて論外。
それなりのコストをかけているんだな、って
客に思わせる「仕掛け」も皆無。

食わなかったら、飢え死にするだけでっせ、みたいな感じ。
いやはや直球。これは、思いもしなかった。
外に出られるんだったら、1000%、外へ食べに出ます。まじで。
何も、食べたくありません。この中では。

さらに、グッズ。
気持ちはわかるんだが、商品に値段、貼ろうよ。
まるで時価じゃない。
棚に、プライス表があるから良いってもんじゃないと思うんですが。

余るから、値段表示できないのか?なんて思ってしまうんですが。

さらに、
紙袋のオンパレード。
関西では、紙袋の習慣が王道なのか?って思うくらい。
環境に配慮しているのか?なんて、そういう仕掛けなのか?ここは。

手提げになる収納物は、全て有料。
これにも、笑えるくらい「商魂」という単語が頭から離れません。
すげぇな。

まぁ、入園料が、あそことはほとんど変わらない中で、
優先入場券。
あちらでは、ファーストパスという代物ですが(無論、ただ)、
これが、こちらでは、「有料」。
合わせると、1万円近く払うことになります。

年間パスポートが、安いので、むしろそちらを購入して、さらに優先入場券を買い増せ!
というコンセプトなのは理解できるが、

ランドが「大店法」で規制されていた過去があったように、
あそこは、グッズの売上、食事の売上が半端ない。オリエンタル商店と言っても間違いない。
それくらいのマーケティングの中で、「商売」をおこなっている。

年パスを安くして、何度も、客を呼び込みたいというのは理解できるが、
その程度のアトラクションの数で、パレードは
サンリオピューロランド並み。
だったら、何で稼ぐのかって、そりゃ、規模に問題もあろうかと思うんだが、

食事と、グッズだとは思うんだが、どうなんだろうか?
ええ、もし、仮に、2度目があるのであれば、
ほとんど、買わないし、食べないと思うよ。
で、頑張って、並ぶよ。

これは「負」の循環に陥ると思うんだけど、
まったく、オリエンタル商店とは「真逆」のやり方に見えて、
これは、コンセプトの違いというだけでは、済まないと思うんだが、
こんなもんなんだろうか?


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