まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

公務員を削減している場合なんであろうか(笑)

2012年04月18日 | 社会的全般
大人気ない事を申し上げるが、

30万の子犬、来た日に衰弱死…ペット通販苦情

  犬や猫のインターネット販売を巡るトラブルが相次いでいる。

 「購入後すぐ死んだ」「代金を払ったのに届かない」といった苦情は、
  国民生活センターが統計を取り始めた2006年度以降、昨年度までに約960件に上る。
  国は年内にも動物愛護法を改正し、対面販売の義務化を盛り込む方向で検討している。

  ネット販売では、業者のサイトに掲載された写真から客が好きなペットを選び、メールで注文するのが一般的。
  一度に多種類から選べ、価格も店頭販売より1~2割程度安い場合が多く、人気を集めている。

  国民生活センターによると、ペットのネット販売に関する相談は、熊本県内の特定業者への苦情が
  相次いで急増した09年度を除き、年間150件前後で推移。昨年度は164件(速報値)だった。

  こうした事態を受け、同省の諮問機関は昨年12月、ネット販売について、業者に対し、
  事前に購入者とペットとの対面を義務化するよう提言。今月中にも、法改正の骨子案がまとまる見通しだ。

色々な商取引は、これが特別だとか、こういう事例は特殊だとか、
もう、無い。

すべてが、こういうことになる。
さらに言うと、明らかに、おかしいだろうと、騙されているだろうという事例であっても、
普通であったら、お前が、バカなんだよ、ということでさえも、

ほら、こういう風に、国が最終的に面倒を見なければならなくなってくる。

  こういうだらしない分野はさっさと規制してくれ、
  ネット通販のイメージが悪くなってかなわん

という声もあったが、いやいや、どんなご立派な分野であっても、
全ての分野をことごとく地面に引き摺り下ろす連中が、普通にいるということが問題で、
あろうことか、連中は、自分が「間違っている」とは1ミリも思っていない。

善意の被害者だと 思っている。

先だって、大阪のある町で、どうやら木が植わっている歩道にて、
ご老人がその木が所以の「段差」に気づかず転倒をした。
骨折を含め、回復に数ヶ月かかったということだが、ご本人はさぞや大変だったであろう。

その後行政を訴え、裁判所は、市の管理不足を「認め」、原告の損害賠償を「認めた」。

   訴状などによると、男性は2009年8月、同市奥原の市道を歩行中、
   街路樹の根元を保護する鉄網の段差に足を取られて転倒。左腕や右手の指を骨折する6か月の重傷を負った。

   同市は公判で「前方を注意していれば、段差を簡単に見つけられた」と主張したが、善元裁判官は判決で、
  「市が歩道中央にある段差を放置した責任は免れない」と退けた。

   市に416万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

この損害賠償金は、市民の「税金」である。

全ての国民の「面倒」を角から角までみるために、どんくらいの税金が必要になってくるのだろう。
どのくらいの「大きな政府」が必要になってくるのだろう。
公務員の削減なんかしている場合ではないだろうに。