まなびの途中

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学んだことを書いてまいります。

行政に過度な期待をかけるべからず。

2012年01月23日 | 政治
香山リカ氏が

   かく言う私も、橋下さんの府知事時代の言動などに対して批判的な考えを明確にしてきました。
   どの政策や言動に対しての批判かをここでひとつひとつ取り上げることはしませんが、
   私が懸念を感じるのは以下の点です。

  「物事を何でも極端に白黒にわけて、黒はダメと一刀両断に切り捨ててしまう」
  「自分に対する反対意見を徹底的に論破して否定し、多様性を認めようとしない」
   一方で、世間では「スピード感がある」「はっきりしている」という肯定的な評価もあります。
   しかし、切り捨てられる側のことを考えると、
   私としては、明瞭さやスピード感を素直に評価することはできません。

このやりとりは、勉強になります。
自分が全部を説明できる能力はありませんが、
すいません。

この香山氏含む、一連の方々が割りとキーワードにされている
「多様性」の問題。

多様性が許されない感じが、どうもファシズムとか弱者切捨てというイメージに
つながるのでしょうか。

自分が思うに、この「多様性」が本当に厄介だと思っておりまして、
この多様性に対応するために、
リソースから含めて、考え方、判断の仕方、
多様性ですから、当然、それに反する考え方のグループもある中で、

これ、行政が対応するには、かなり難問じゃないかと思うわけですが、
どうなんでしょうか。

こういうものに、真摯に対応しすぎたからこそ、(笑)
大阪のように、縁故の多様性にも対応し、
あれやこれやの箱物含め、市民活動含め、
このご時勢、とんでもないことになってしまたんではないかと。

また、行政の「仕事」として、過去に事業の分野で対応されたケースが全国的に頻出しました。
今現在、どんなことになってしまったのか。
第三セクターという名称で、各地にとんだ爪あとを残しまくった「事業」が散在いたします。

そういう「機関」。

自分には、恣意的にジャッジする。
生産的に機能する。
何かを育むために支援する。

いや、行政は、無理。
限りなく、無理。
そう感じているんですが、どうでしょう?

ですから、冷徹に見えても、システムとして割り切ろう!と言っている橋下市長。
個人的には、それが、もっともいいんじゃないかと思ってしまうわけなんです。

市の市長に、何を期待しているのか、よくわかりませんが、

そもそも、市民の目線で、国民の目線で、と
はるかかなたから、そればっかりが、良い主張のように言われておりますが、

納税者の方々、いつもありがとうございます。

なんて、言い切った政治家やマスコミ含め、見たことがありません。
税務署くらいなもんでしょうか。

言い方は、悪いと思っておりますが、
最低限の気の使いようが、政治家含め、行政の方々に、あってもよいような気がいたします。

市議会、区議会レベルはいいですよ、その程度で。
ただし、県議会レベルから国政レベルに関しては、
納税者という言葉をしっかりといった方が良いと感じます。

残念ながら、自宅では、私の「納付金額」が些少なので、
一切の多様性が「凍結」状態になっております。

納税者に、もっと稼いで、納付金額を上げてもらわなければ、
それこそ、市長に何を言っても、そもそも何もできない、
究極の「結末」が、そこかしこに
訪れる。

そういう気もするんでございます。

個人的には、今、橋下市長が何をしようとしているのか。
彼は、盛んに、決定に関わるシステム、仕組みを、誰でもできる、
透明性の高い、そして汎用的なものにしたい。

そこの過度な無駄なものがあれば、必ず恣意的な運用になりかねないので
できるだけ、シンプルに見直していきたい。

それだけのことしか、言ってないように見えるんですが、
どうも、私の頭がそこまで良くないので、
すいません。