まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

新聞広告と週刊エジプトと茶髪と、熱があるもんで......

2006年10月23日 | ニュースに絡んで
季節の変わり目には、皆様、ご注意下さい。
そういう本人が、うなされております。

なんだかんだと、好ましくない新聞と言ってはばからない、朝日新聞を、
読んでおりますが、先日の週刊新潮では、広告費の「激減り」で苦悩する
朝日新聞という記事が踊っていました。

随分前に、創価学会の池田大作氏のなんと200もの名誉学位受賞の記事が、
朝日新聞に載っておりました。
  中国・北京師範大学より「名誉教授」の学術称号が贈られた。
これが、200個目の受賞です。

相手が中国ということもあってか、何なのか、ちょっと意味がわからなかったんですが
どうやら、今の新聞の広告売上。
金融(消費者金融も含めます)、自動車、保険。
これでしか、全面広告を望めない。言ってみれば、最大のスポンサーです。

そして、なんと、朝日新聞に全面広告をうったところがあった。
しかも値引きもせず。5日間くらい。
それが創価学会だったという内容でした。

消費者金融は、当然ながら、ああいう問題で自粛中ですし、なんだか、
広告、がた減りらしんです。
そういえば、今日の朝日新聞も、薄い......。
広告が少ない。
そういう意味で、先の池田大作氏の受賞の記事を出したんだなと、妙に納得。

今日のコラム欄で、早稲田の考古学の教授、吉村作治先生が書いておられます。
全面的に、大好きです。
彼が?エジプトが?考古学が?
全てです。

そういえば、先生が監修している、「週刊エジプト」
郵便局で書類の送付をしていたときに、カタログとともに展示されていました。
もう、見た瞬間に、「欲しい!」。絶叫型に近い興奮を覚えましたが、
帰社して、ネットで検索してみたら、サンリオ系の会社が取りまとめている。

ところが、詳細が載っていない。
ようやくエジプトと吉村さんの名前で探しましたが、
全部、通信販売なんですね。
しかも、今後100号まで出すそうなんですが、申し込みをした時点から、
時の流れはともかく、本人に向けて、1号が発送されます。

ですから、多分、Aさんは、すでに、7号を受け取っていても、本日、私が
申し込めば、私向けに1号が始まります。
で、いいの?
HPもリニューアルされていて、読みやすく、内容も充実していましたが、
9月の時点では、100まで大丈夫?できるの?という貧相な感じでした。
ですから、実は、通信配本マニアの私、購入していません。

さて、コラムなんですが、今の大学での学生の環境について述べています。
昔に比べて、授業の風景は、大きく変わったと言っております。
飲食は禁止、だったはずなんだが、今では、「健康」のために、持込が自由。
ペットボトルをがぶがぶ飲んでいる学生を前に、教える私は、面食らってしまう。
とか、
教室の出入りも、トイレとかを理由に自由。
健康のためだそうです。帰りに喫煙をしてきても、OKということに
昔は考えられなかったことだと、嘆いています。

そういえば、秋田経済法科大学の「茶髪報奨金?」という記事が論争を
引き起こしました。
あるテレビでは、多分、殊更なんでしょうが、そういう風体の若者をカメラに
収めておりましたが、あはははは、コメントしようがありません。

その昔、子供の人権を考えると称した団体が、ユネスコに、頭髪の問題とか、
服装の問題を、学校側が強制することは、人権に抵触するとして訴えに行った
ことを思い出しました。
ユネスコで問題になっていたのは、貧困や紛争で、エンピツ1本ももてない、
そういった子供の人権を検討している時にです。

学校が、企業の為に、人材を送り出すことを主眼に考えることは、最近、
どこの国でもとられている方法です。
ニート、未就学児の問題に取組むことをしているアメリカやヨーロッパでは、
まさに、成果を上げています。

大学がそういう旗手を鮮明にして、徹底することは、私学である以上、
何の問題もないと、思っております。
かく言う私も、手に技術も無ければ、専門とする分野もありません。

だったら、働くために、都合の良い「大学」を選んで入学することは、
当たり前のことです。
どのように、自分の人生を生きていくかなんて、19、20歳のレベルで、
私は、まったく、自覚もしておりませんでした。
31歳くらいですか、自覚が出始めたのは。
ええ、初めての会社が、倒産したときです。

そうはいえ、黒髪にする、そういうことで、報奨金を与えるみたいにとられたのは
学校側が、あまりにも世間知らず。
逆に、何か、切羽詰ったものを感じますが。
都道府県が、各自治体ごとに、複数校大学を設立するらしいんで、というより
開校もしているので、いいんじゃないですか、私学として、何かをピーアール
することは。