まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

銀行の営業時間、そういえば謎でした。

2006年10月22日 | 社会的全般
銀行はなぜ「3時」に、シャッターを下ろすのか。

  全ての流通の元となる、金融を扱う大切な役目のある、消費者との生活の媒体
  となる銀行が、なぜ、早終いするのだろう。
  コンピュータが導入されて一番便利で楽になったのは、銀行業務ではないだろ
  うか。

  振込手数料も高いし、最近は銀行によりまちまちだ。そして、奇妙な事に3時
  を過ぎると、その日付の振り込みが出来なくなるのだ。翌日になってしまう。
  何故だ。金曜日の3時すぎると、月曜に振り込みが回されるのだ。何で。行員
  が扱ってるのでなく、ATMマシンが扱ってるのだ、それなのに、ブレーキ
  が、かけられているのだ。

その土曜日の夜に、面白い記事を見つけました。
考えてみれば、本当にそう思います。
たまに、とある会社で、不本意なんですが、本当にたまにやるんですが、
電話料金の支払いを「うっかり」してしまって、
業者から、携帯電話に「止まってますよ」と、情けないご注意をいただく
ことがあったりするんだが、

支払票があれば、コンビニのバーコード処理が、一番早く「機能」する。
たまに、郵便局で払い込みをすることがあるんだが、
これがまた、バーコードの機械がないものだから、いちいち、コピーみたいなものを
とって、多分、「電信」とかいうものも、
FAXなんかで、送信するから「電信」なんだろうというくらい、アナクロ。

銀行も、このあたりは、似たようなもの。
昨年、知人が、土曜日に自分の口座からお金を引き出した際、
手数料が105円、引かれていたことに「激怒」し、
翌週、月曜日に、全ての残高を引き出して、手仕舞いした、
いつの時代の人間なんだ、というやからがおりましたが、

すでに銀行は、「手数料」商売に特化しているのは事実です。
リスクが、全く無い、ということで、アメリカなんぞもそうですが、
売上というか利益の相当数は、この手数料によっている。

ただし、確かに3時に閉まるというのは、解せない。
当座による、小切手など、「不渡り」「決済」を確定する時間は、
その3時。
これを過ぎると、入金さえできない。
昔、そのせめぎあいで、何度、銀行員にお世話になったことか。

そう言えば、各種会費、水道光熱費やらローンの引き落とし。
クレジットもそうなんですが、請求書には、前日の入金をお願いしていますが、
これ、コンビニが登場し、24時まで出入金ができるようになって、
銀行も、トラブルは嫌なんでしょうか、
かっちり、24時あたりに「一斉引き落とし」をかけています。

それ以前は、朝一番に1回。そして18時あたりに最終の引き落としを
かけていました。
が、請求書には、引き落とし日として、例えば10日とか27日しか記入がない。
時間は書いてございません。
そうなると、入金の記帳は、必ず、機械が受け付けていれば、
その日付で処理されるわけですから、「客」の側の勝ちです。

ただ、振込みに関しては、長々と、本日の受付は終了しました。
○○日の振込みになりますが、と表示されます。

そうは言っても、銀行業務。
一応、労働者がおりますから、17時半あたりが、終業時間。
15時に店頭業務を終了することは、以降を残務処理に充てる、そういう意味も
あったんでしょう。

昔は、全部、手書きの紙でしたから。
ただ、記事の指摘のように、ATMの普及によって、随分、人件費が「浮いた」
のは、歴然たる事実です。
さらに、キャッシュカードの普及によって、
個人情報の保護からいっても、「届け印」の照合すらも、しなくなりました。
昔は、本当に、手垢がつくくらい、キャビネットから冊子を出しては、
照合していましたから。

そうそう、土日が完全に休業なのは、
貸し出したお金の「金利」。
これを、稼ぐためです。
この2日間。本当に、客は「返すことが」できません。
枕を高くして眠る。これは、この2日間の銀行のためにある言葉なんです。

嘘です。
でも、本気で、そう思うことがあります。