まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

色んな統計調査。で、就職クラブ?

2006年08月24日 | 教育、文化、少子化
フリーター採用、企業は消極的 経団連調査

  日本経団連が会員企業などに6月に実施した調査(回答560社)によると、
  8割近くの企業が若手社員が足りないと答えたにもかかわらず、フリーターを
  正社員に採用することには消極的な企業が大半だった。

シュレッダーの話ではなく、こっちが気になっていたんですが、
あんなに長く書く、あれ、病気ですね。簡潔に書けない。ごめんなさい。

30歳未満の採用、4割の企業が「拡大」…厚労省調査

  企業の4割近くが今後3年間、30歳未満の若年労働者について、正社員とし
  ての採用数を過去3年間よりも増やす方針であることが22日、厚生労働省の
  調査でわかった。 
  厚労省では「景気回復の影響に加え、団塊世代の大量退職に備えて若年者を確
  保し、人材育成に取り組もうという企業側の意欲の表れではないか」とみてい
  る。
  調査は昨年10月、全国の企業7519社を対象に行った。有効回答率は52%。

何度も指摘しておりますが、経団連が調査する企業は、ほんまものの、大手企業。
この手の企業が、新卒採用のどうのこうの、とか、新卒採用の採用率が上昇、
そんな「統計数値」に、ご活躍の連中です。

だから、こういう報道って、どうなのよ、といつも思います。

中途採用3割増に 伸びで新卒を大幅に上回る リクルート調査

  リクルートのワークス研究所が全国7469社を対象に実施し、4068社か
  ら回答を得た。調査によると、18年度の中途採用予定数は69・6万人で、
  前年度の53・5万人から30・1%増となり、新卒採用予定数の18・1%
  を伸び率で大きく上回った。

この調査、各種データを公的機関(データバンク・商工リサーチ)なんかに
協力していたり、もちろん、リクルートの媒体に出稿しているところで、
簡単な水準があるんでしょうが、(自分の会社には、調査票きませんでした)
当然といえば当然なんでしょうが、これも、バイアスはかかっています。
だって、ビーイングとか転職情報誌だしているもん。

でも、
年長フリーター対策、就職クラブで目指せ正社員 厚労省

  厚生労働省は25歳以上になっても定職についていない「年長フリーター」向
  けの新たな就職対策として、10人程度でひとつの班を作り、3カ月で正社員
  を目指す「就職クラブ」を07年度から都市部のハローワークで始める。
  就職活動でも孤立しがちな年長層に対し、部活動のような集団を結成。
  「顧問」役の相談員の指導を受けながら、意見交換や自己分析を行い、目標達
  成を目指す。

  初年度は1億円をかけて1000人程度の年長フリーターの組織化を目指す。
  効果が上がればさらに規模を拡大する。

意味がわかりません。

というより、昔、終身雇用制を標榜していた会社は、確かに、今よりは目立たなかった
こういう集団も、新卒で取り込んで、育てていった感じがありました。
言ってみれば、完全な社会貢献システムがあった。

ところが、企業収益の点から言うと、特に人件費は、流動コストとして
捉えたいという流れが大きく、株価、株主対策からも、
収益に対するコストの割合から、「人手」すら、アウトソーシングできることに
目覚めたわけです。

言ってみれば、「成果主義」という評価基準。
評価をする立場の連中が、この過程で「揉まれて」きた人間ではないから、
若い連中は、たまったもんではない。
年配者も、本当に、個人的に成果をあげた、その実績で、今の地位に登りつめた
という訳でもないから、意味がよくわかっていない。

ああ、話し、それましたね。
以前、14歳のハローワークという本が脚光を浴びました。
一応、お金を得るための、方法として、あらゆる選択的な入り口が書いてある、
そういう理解をしておりましたが、
今の世の中、偽装請負も含めて、簡単にお金を得られる、そういうシステムが
満載です。

不況が長く、確かに不幸な時期がありました。
それ以前の90年前後から、フリーターは現存していました。
会社が倒産して、フリーターを余儀なくしている方々は、復帰は早いですが、
もう、卒業後、ずーーとフリーターのまんまの人たち。
就職クラブが必要なのかもしれません。

危険なものがある、ということ

2006年08月24日 | ニュースに絡んで
朝の番組ネタが多く、自分的にも、日常生活はどうなの?という持て余した
時間が、確かに多いのが問題です。
その中で、例のシュレッダー。
本当におどろおどろしく報道しています。

ごめんなさい、これ以上、この件について発言すると、批判を浴びそうなので、
多くは書きませんが、最近は、CD、DVDといったメディアを粉砕する
強力なシュレッダーさえ出現しております。

家庭にシュレッダー。色々な事情で、多くの個人情報が書かれている郵便物から
請求書、各種平均以上に排出いたしておりますが、
自分は持ったことがありません。
会社には、一応あります。他人の情報の漏洩を防ぐためです。
ただ、マスコミなどの「おかげ」で、ゴミから個人情報が漏洩することが
特に言われております。
また、一人暮らしの女性、若い夫婦。確かに必要な防衛策です。

えー、あの機械。長いこと利用しておりますが、ぞっとするほど、危険な機械です。
音の静かなものが最近出てきましたが、つい最近までは、「すっげー、ダンジャー」
ともいえる叫びをあげ続ける、機械が多かった。
テレビでは、子供の背丈を参考に、機械の大きさを対比させ、むりくり指を
突っ込んで、「ほら、入ります」とやっていたり、
子供に、この注意書きは「わかりません」と言ってみたり、
「業務用」と断りながらも、家庭の取材を続けていました。

今回の各社とも、社長が取材に応じておりましたが、昨今の様々な事例で
適応できたんでしょう。無難に対応していたと感じますが、
「製品が不良であった、問題があったとは思えない」という発言に
各マスコミは喰らい付いておりました。
やっぱり、そっちが好きなのね。

ええ、個人的には、乳幼児がいるところに、シュレッダーを置いておくほうが
信じられません。
猫と、子供がいるというだけで、アイロンを封印したくらい、神経質といえば
そうなのかもしれませんが、考えただけでも、怖い。

結局書いておりますが、あの機械、半端なく、強力です。
間違っても、紙詰まりの際、「刃」をチェックしようなんて、
不発?といって、花火に近寄って、上から覗き込むくらい、とんでもない行為です。
という訳で、なんで、あんな危険なもの、軽く扱うか、疑問です。
それを承知で、自分は、購入して、利用しています。
そういう観点からすれば、メーカーも、タバコのパッケージに記載している、
注意書きにも似た「広報」をすべきだったんでしょう。

簡単に指を粉砕します。ご使用にならない時は、必ずコンセトを抜くか、
カバーを使用するなりして、本体にできるだけ近づかないようにして下さい。

なんてね。というか、こういうもんだと思いますが。