まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

昨今の雇用関係

2005年04月12日 | 社会的全般
人材派遣のまがいもの、といっても良いだろう。人を扱う仕事をしているが、
ここ数年、本当に手詰まりだ。
ここ数年、若年層の絶対的な人数不足と相俟って、こりゃすごいわ、といった層が
あぶりだされている。
完結した自己責任が、不思議なくらい、全く欠如している人間が、えらい目立つ。
金銭的な間違いをした場合、システム上の欠陥があるのであれば、会社側に不備が
あろうものだが、昨今、そうそうひどいシステムはない。
こいつらが必ず口にするのは、私を雇った、あなたに非があるのです。だ。
よって、私に非は無い。それでも責任を言うのであれば、1ヶ月の解雇給与を払って
くれれば今日で辞めます。平気だ、当たり前のように言ってくれる。
遅刻をしても、当日欠勤をしても、考え付くあらゆる理由を考え出す。それを理由に
解雇を言い渡すと、速攻労働基準局に駆け込む。
100%、会社は負けますが。
満を持して6ヶ月目に辞めると言い出す。了解すると、途端に、雇用保険の利用を突きつけ、
あげく正当な権利として、6日間の有給休暇を宣告する。アルバイトだぜ。
100%、会社は負けますが。
とにかく、100%労働者は正しい。搾取する会社側に非がある。というのが、
昭和20年あたりに作られ、永遠改正されまくった、基準法が根拠だ。
恐らく、パチンコ屋を生業にしている会社は、その気になれば、ほとんどつぶせる。
労働基準局の執行官をなめたらいけない。
営業中であろうが、なんであろうが、是正勧告を無視すると、強制的に店舗であろうが
事務所であろうが、閉めることができるのである。業務を中止できる権限がある。
もちろん裁判官の令状なんていらない。すごいのである。