恐らく、人と人とを結びつける最強のツールは、通貨である。
何を行うにしても、最終的にはそのものに収斂されていく。
人間が生き物として成立している以上、えさ、なり餌場を確保することは
至上命令であり、それに結び付けられるあらゆる情報は、全ての感覚を通して
「是」、とするシステムになっているはずだ。
現在の、えさであり、餌場を管理するものは、つまり通貨である。
生き方は、人それぞれではあろうが、万人がそのシステムからは逃れられない。
混迷を極める精神のありかたは、その通貨に対するアプローチの方法を、
選択肢をいかほど所持しているかによって、着地できるはずだ。
実は、驚くほどシンプルなあり方なのだ。そう思っている。
なんにせよ、通貨にふれたことになるであろう、体験は小学校6年のときである。
生活は、苦しくなかった、はずだが、したものは、新聞配達である。
親の体面も、相当にある時代に、この仕事。
問題児だったんであろう所業に、酒屋の出の母は、なんとか見守ってくれた。
1ヶ月とはいえ、配達所の所長も、考えてみると、どう思っていたのか、
今は、顔も思い出せないが、迷惑だったのかもしれない。
今となっては、自閉症なる病と認定されている、子供の症状。
自分は、多動症候群に近い状態であった、と最近母より聞いたことがある。
そういえば、公立の、日教組が非常に強い学校だったが、
教師の机の横に、黒板を背に授業を受ける自分の記憶が、なんだかある。
その机は、廊下にあったり、校長室にあったり、と、動く机だ。
気がつくと、なんのリズムか、机をコンガにしたて、ばっかんばっかん叩きまくって、
はっと我に返る。多くの異常を見る目。廊下に速やかに連れ出そうと寄ってくる教師。
一度ではない。よく覚えている思い出だ。
本当に、迷惑な子供であった。
なにしろ、記憶なので脈絡が無いので、シチュエーションが明確で無いのだが、
授業中、(当時は、教室の中で、教師がタバコを吸えた。これも驚きだが)
何度も、切れたタバコの買出しに走らされた。体のいい追い出しだったのであろう。
本人としては、全く、暗くも無い記憶であるが、それも火災の一件で、
体験の連続を免れることとなり、過去の記憶として、単に格納された。
何を行うにしても、最終的にはそのものに収斂されていく。
人間が生き物として成立している以上、えさ、なり餌場を確保することは
至上命令であり、それに結び付けられるあらゆる情報は、全ての感覚を通して
「是」、とするシステムになっているはずだ。
現在の、えさであり、餌場を管理するものは、つまり通貨である。
生き方は、人それぞれではあろうが、万人がそのシステムからは逃れられない。
混迷を極める精神のありかたは、その通貨に対するアプローチの方法を、
選択肢をいかほど所持しているかによって、着地できるはずだ。
実は、驚くほどシンプルなあり方なのだ。そう思っている。
なんにせよ、通貨にふれたことになるであろう、体験は小学校6年のときである。
生活は、苦しくなかった、はずだが、したものは、新聞配達である。
親の体面も、相当にある時代に、この仕事。
問題児だったんであろう所業に、酒屋の出の母は、なんとか見守ってくれた。
1ヶ月とはいえ、配達所の所長も、考えてみると、どう思っていたのか、
今は、顔も思い出せないが、迷惑だったのかもしれない。
今となっては、自閉症なる病と認定されている、子供の症状。
自分は、多動症候群に近い状態であった、と最近母より聞いたことがある。
そういえば、公立の、日教組が非常に強い学校だったが、
教師の机の横に、黒板を背に授業を受ける自分の記憶が、なんだかある。
その机は、廊下にあったり、校長室にあったり、と、動く机だ。
気がつくと、なんのリズムか、机をコンガにしたて、ばっかんばっかん叩きまくって、
はっと我に返る。多くの異常を見る目。廊下に速やかに連れ出そうと寄ってくる教師。
一度ではない。よく覚えている思い出だ。
本当に、迷惑な子供であった。
なにしろ、記憶なので脈絡が無いので、シチュエーションが明確で無いのだが、
授業中、(当時は、教室の中で、教師がタバコを吸えた。これも驚きだが)
何度も、切れたタバコの買出しに走らされた。体のいい追い出しだったのであろう。
本人としては、全く、暗くも無い記憶であるが、それも火災の一件で、
体験の連続を免れることとなり、過去の記憶として、単に格納された。