生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

おじいさんの知恵のことば(その1)

2011-03-18 17:24:50 | その他
今日は家庭集会の予定でしたが、中止になりました。来週のクリスチャン・ペンクラブの定例会も中止との連絡が入り、がっかりしています。しかし、今の状況では電車が正常に運行していないので都内へ行くことは難しい状況です。

テレビをつければ、被災地で困り果てている人たちの姿が映し出されます。何かできないのだろうか・・・と思いつつ、何もできないと自分の無力さに落ち込んでいましたが、アンデーィ・ルーニ―の言葉を読んで、まず祈ることの大切さを教えられました。

「おじいさんの知恵のことば」として32の言葉が書かれているものを読んだのですが、今の状況にあったことばを見出すことができたので前半を紹介します。


1・愛していることはすぐ分かる。
2・「今日を本当によい日にしてくれてありがとう。」と言われると私の「今日」も最高の一日になる。
3・幼子が私の腕の中で眠る時は世界中で最高に平安な感じになる。
4・正しくあるよりは親切であることの方が大切。
5・子供からのプレゼントは決して拒否してはいけない。
6・人を助けることができないときはいつでも祈ることができる。
7・誰でも本当に困っているときは一緒に気を紛らわしてくれる友を必要としている。
8・人が必要としているのは握ってくれる手であり、理解してくれる心である。
9・子供のころ、夏の夕べよく父親と一緒に近所に散歩したことは大人になってからの自分に驚くような支えとなっている。
10・人生はまるでトイレットペーパーのよう、終わりに近づくに従って速く回る。
11・神様は私たちが願うことをすべて聞いてくれないことを喜ばなければいけない。
12・品性はお金で買うことはできない。
13・毎日起こる小さなことごとが人生を張りのあるものにしてくれる。
14・誰でも固くとざした殻の下に、感謝されたり愛されたりすることを願うもう一人の自分を持っている。
15・主も一日ですべてをなさらなかった。私ができるだなんて、何で考えられるだろう。
16・現実を無視することによって現実を変えることはできない。

アンデーィ・ルーニ―作「悔いることのない毎日への心の光『おじいさんの知恵のことば』」より

とくに6.7.8が心にとまりました。
11は不思議にさえ思うでしょうが、その通りだと思います。
15には慰められました。聖書の創世記には神さまは6日かかってこの世界を創造され、7日目に休まれたことが書かれています。
この私ができることは、大河の一滴にも満たない小さなことですが、それでよいのだと思ったのです。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (優子)
2011-03-18 22:10:16
私も自分の無力感に苛まれつつあったので、この記事で慰められ神さまの前に正しく立たせていただきました。
感想も文香さんと全く同じでした。

そちらでは今もガスがでないとはご不自由ですね。
毎晩、お風呂に入るとき後ろめたさを感じます。掃除機をかけられるのも感謝なら、炊事できるのも何もかも感謝です。

被災された方々を想いつつ生活させていただいています。
ただただ祈るばかりです。
優子さんへ (文香)
2011-03-19 09:34:08
コメントありがとうございました。

被災者の方々のことを思うと、感謝よりうしろめたさを感じてしまいますが、それより祈ることの大切さを実感しています。

わたしもフェイスブックに参加させていただきました。紹介ありがとうございます。
Unknown (希望の風)
2011-03-19 11:37:43
ルーニーの言葉は大分前にOBI増田先生がプリント配布してくださいました。あのとき、トイレットペーパーのたとえがおかしさとともに妙に心にとどまったのを、今思い出しました。
希望の風さんへ (文香)
2011-03-19 20:11:53
OBI増田先生の授業(5年前に撮影されたDVD)を通信で受けており、テキストに掲載されているルーニーの言葉を昨日読みました。

信仰に基づいて書かれた「おじいさんの知恵」は、このようなときにこそ必要だと思い、紹介させていただきました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。