生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

あなたのために生まれたのだから

2014-12-18 20:41:08 | 教会
今週は実家に4泊します。明日は母が通院日なので、新宿の病院へ行ってきます。
母は元気です。今日は3時間ぐらいかけてロールキャベツを一緒に作り、食べました。

今度の日曜日はクリスマス礼拝で、小学科のクリスマス会も行われます。
「ポールのおくりもの」の劇をしますが、どうなることやら……。今週のリハーサルではまとまりがなく、ダラダラと一時間もかかってしまいました。本番に強い子どもたちなので、きっとだいじょうぶと思いますが、ここまできたら、もう、祈るしかありません。


14日は教会学校で子どもたちに「羊飼いへのお告げ」というクリスマスのお話をしました。メッセージを準備しながら思い巡らしたことを書かせていただきますね。子どもたちに話したメッセージとは異なります。

羊飼いの仕事は卑しいとみなされていました。羊飼いは安息日に礼拝をささげることができないので、町に住むイスラエル人から疎外され、社会の片隅に追いやられていました。

なぜ神様は、そのような羊飼いに一番に救い主の誕生を知らせたのでしょう……。
羊飼いは聖書(巻物の旧約聖書)を知っていました。年長の人が朗読し、人々はそれを聞いていました。旧約聖書には、救い主誕生の預言が何個所も書かれています。羊飼いは、救い主誕生を待ち望んでいたのです。

救い主誕生の時期は聖書に書かれていなかったので、いつなのか誰も知りませんでした。
旧約聖書の最終ページはマラキの預言で終わっていて、その後イエス様が誕生するまでの400年間、これといった預言者は出ていませんでした。「沈黙の400年」とも言われている暗い時代でした。

そのようなときに、野原で野宿をしていた羊飼いの前にみつかいが現れ、「きょう、ダビデの町であなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ、主キリストです」と告げ知らせたのです。

羊飼いたちは、喜んでベツレヘムの家畜小屋へいき、イエス様をみつけ、礼拝しました。羊飼いたちは町の人たちに救い主誕生を伝えたのですが、信じた人は少なかったようです。

社会的に疎外され、辛い立場にあった羊飼いたち。それでも一途に救い主誕生を待ち望んでいた彼ら。
そのような彼らだからこそ、神様は最初にビッグニュースを伝えたのだと思います。

彼らは二重に嬉しかったことでしょう。

神様の子が、自分たちを救うために生まれてくださったこと。
神様が自分たちに一番に伝えてくれたことで、自分たちの立場を認めてくれたこと。

神様は、神様を一途に求める魂を喜んでくださることがわかりました。
人から認めてもらえなくてもいい。そのままでいい。あなたのためにわたしは生まれたのだから」とイエス様の声が聞こえてきたように思えました。



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