MF文庫Jのラノベ、『虚構戦役の戦導師＜アンシミュレイテッド・インキュベーター＞ 英雄部隊覚醒』（田尾典丈先生原作、村上ゆいち先生イラスト）が発売中です。
表紙は、主人公の帝輝と主要ヒロインズの勇姿。
いかにもファンタジーSRPGっぽいデザインに+（0゜・∀・） + ワクテカ +してきますね。
主人公以外女性キャラオンリーでプレイしたい派の私が通りますよっとｗ
お話的には、修学旅行中、クラスメイトと共に異世界へと飛ばされた帝輝は、その世界が名作SRPG『レジェンド オブ ルインブリンガー（LoR）』と酷似していることに気付いて…という、全ユニット生存クリアしばりのリアルSRPGデス・ゲーム展開です。
本文3ページ目からメインヒロインが死亡するシーンが描かれているあたり、手～強い～シミュレ～ション♪と某CMソングを脳内再生しながら（・∀・）ニヤニヤしてしまいましたね。
オンラインRPG的世界観をモチーフにした異世界召喚モノ作品が大量に出回っている昨今ですが、SRPGをクローズアップしたものは結構珍しいんじゃないかと。
LoRの設定については、某ファイ○ーエ○ブレムで遊んだ事のある方なら馴染み深いものだと思いますし、味方ユニットは自分で生産できず、死んだユニットは基本的に生きかえらせることが出来ないままプレイを継続させなければならないというルールも、デス・ゲーム設定にマッチしていて理解しやすかったです。
こういうタイプのSRPGの場合、よほどこだわったプレイをしていない限りは、味方ユニット死亡→即リセット＆ロードでセーブデータからやり直すのが基本になってくるわけですが、本作ではセーブ箇所は任意に3つまで記憶させることが出来るものの、ロードできる回数は有限で10回までという鬼畜設定で((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
セーブ時に生きていれば、死んだユニットも生前の状態で復活出来るのは良い救済だと思いましたが、難易度ははじめから最高に設定されているので全然ロード回数が足りない罠。
この無理ゲー状況だからこそ、LoRやり込みゲーマーの帝輝の才能が発揮され、クラスメイト達を生き残らせるべく指揮官役をこなしていく内に絆が芽生えてくる…という主人公に相応しい活躍の土台が出来上がっているのがお見事でした( ´∀｀)bグッ!
全員が難易度の高い終盤面でも死なずに十分戦える様にレベルアップさせる＝少人数の精鋭だけでゴリ押しクリアは不可能というのも、必然的にクラスの連帯感を高めながら協力する体制を形作る土壌になっていて良かったかと。
ぶっちゃけ、この段階で身内で争いになって殺し合いに！みたいな悲惨な展開もありえたと考えると((((；゜Д゜))))ガクガクブルブルですが、男子と女子それぞれの仲を調整してくれる凰楽と椿姫の存在が上手く機能して良かった良かった。
ダメージの蓄積はあくまでステータスデータ上の処理扱いで、剣で切られてもそれほど痛かったり怪我したりはせず、死亡時も死体は残らず消失扱いなのはゲームっぽくて精神的に救いがありますね。
この辺りがリアルでシビアだと、女の子を中心に絶望→脱落する人が多かったのではないかと思いますし。
ラブコメ的には、表紙の4人を中心にそれぞれ個別イベントっぽく仲が深まっていくので、ああ、ここで完全にオチたなｗというのが分かりやすくて（・∀・）ニヤニヤでした。
幼馴染は元から高好感度、新顔はチョロイン気味なのでハーレム化が早いのも(・∀・)イイネ!!
最初から仲間が全員集まっているので、敵ユニットを“説得”して寝返らせる系のイベントが無い本作ですが、悩んでいる女の子を勇気付けて協力してもらうように頼む雰囲気がそれと似ている感じで面白かったです。
設定的に椿姫がメインヒロインポジションな気がしますが、個人的には萌えレベルが高い真桜押しということでひとつｗ
若干、恋愛というより腐女子っぽい人が混じっている気がするのがアレですが、次巻以降で普通に進展するのか、ますます妄想でお腹いっぱいな感じになってしまうのか、私、気になります！
SRPG関係のあるあるネタも多く、それを有効活用した育成方針が示された後の細かいレベリングの様子はカットされているので、作業感なくサクサクと重要イベントだけを追っていくイイトコ取りな形で読みやすかったです。
結構な回数ロードでのやり直しもあったわけで、全マップを時系列順に描いていたらかなり冗長になっていたはずでしょうし、物語のシステムと方向性を紹介するやり方としてはこれがベストだったと思います。
クラスメイトなのに名前がチラッと登場するだけのキャラがたくさんになってしまったのは勿体無い気がしましたが、その辺りは徐々に出番やイラストを補完するなり、いっそ省いて他クラスの美少女を優先するなりで対応して頂けるのに期待♪
出来れば、特集ページに記載されているような各キャラの詳細なステータスも本編のどこかで見れると色々想像できて盛り上がりそうですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、主人公の帝輝と主要ヒロインズの勇姿。
いかにもファンタジーSRPGっぽいデザインに+（0゜・∀・） + ワクテカ +してきますね。
主人公以外女性キャラオンリーでプレイしたい派の私が通りますよっとｗ
お話的には、修学旅行中、クラスメイトと共に異世界へと飛ばされた帝輝は、その世界が名作SRPG『レジェンド オブ ルインブリンガー（LoR）』と酷似していることに気付いて…という、全ユニット生存クリアしばりのリアルSRPGデス・ゲーム展開です。
本文3ページ目からメインヒロインが死亡するシーンが描かれているあたり、手～強い～シミュレ～ション♪と某CMソングを脳内再生しながら（・∀・）ニヤニヤしてしまいましたね。
オンラインRPG的世界観をモチーフにした異世界召喚モノ作品が大量に出回っている昨今ですが、SRPGをクローズアップしたものは結構珍しいんじゃないかと。
LoRの設定については、某ファイ○ーエ○ブレムで遊んだ事のある方なら馴染み深いものだと思いますし、味方ユニットは自分で生産できず、死んだユニットは基本的に生きかえらせることが出来ないままプレイを継続させなければならないというルールも、デス・ゲーム設定にマッチしていて理解しやすかったです。
こういうタイプのSRPGの場合、よほどこだわったプレイをしていない限りは、味方ユニット死亡→即リセット＆ロードでセーブデータからやり直すのが基本になってくるわけですが、本作ではセーブ箇所は任意に3つまで記憶させることが出来るものの、ロードできる回数は有限で10回までという鬼畜設定で((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
セーブ時に生きていれば、死んだユニットも生前の状態で復活出来るのは良い救済だと思いましたが、難易度ははじめから最高に設定されているので全然ロード回数が足りない罠。
この無理ゲー状況だからこそ、LoRやり込みゲーマーの帝輝の才能が発揮され、クラスメイト達を生き残らせるべく指揮官役をこなしていく内に絆が芽生えてくる…という主人公に相応しい活躍の土台が出来上がっているのがお見事でした( ´∀｀)bグッ!
全員が難易度の高い終盤面でも死なずに十分戦える様にレベルアップさせる＝少人数の精鋭だけでゴリ押しクリアは不可能というのも、必然的にクラスの連帯感を高めながら協力する体制を形作る土壌になっていて良かったかと。
ぶっちゃけ、この段階で身内で争いになって殺し合いに！みたいな悲惨な展開もありえたと考えると((((；゜Д゜))))ガクガクブルブルですが、男子と女子それぞれの仲を調整してくれる凰楽と椿姫の存在が上手く機能して良かった良かった。
ダメージの蓄積はあくまでステータスデータ上の処理扱いで、剣で切られてもそれほど痛かったり怪我したりはせず、死亡時も死体は残らず消失扱いなのはゲームっぽくて精神的に救いがありますね。
この辺りがリアルでシビアだと、女の子を中心に絶望→脱落する人が多かったのではないかと思いますし。
ラブコメ的には、表紙の4人を中心にそれぞれ個別イベントっぽく仲が深まっていくので、ああ、ここで完全にオチたなｗというのが分かりやすくて（・∀・）ニヤニヤでした。
幼馴染は元から高好感度、新顔はチョロイン気味なのでハーレム化が早いのも(・∀・)イイネ!!
最初から仲間が全員集まっているので、敵ユニットを“説得”して寝返らせる系のイベントが無い本作ですが、悩んでいる女の子を勇気付けて協力してもらうように頼む雰囲気がそれと似ている感じで面白かったです。
設定的に椿姫がメインヒロインポジションな気がしますが、個人的には萌えレベルが高い真桜押しということでひとつｗ
若干、恋愛というより腐女子っぽい人が混じっている気がするのがアレですが、次巻以降で普通に進展するのか、ますます妄想でお腹いっぱいな感じになってしまうのか、私、気になります！
SRPG関係のあるあるネタも多く、それを有効活用した育成方針が示された後の細かいレベリングの様子はカットされているので、作業感なくサクサクと重要イベントだけを追っていくイイトコ取りな形で読みやすかったです。
結構な回数ロードでのやり直しもあったわけで、全マップを時系列順に描いていたらかなり冗長になっていたはずでしょうし、物語のシステムと方向性を紹介するやり方としてはこれがベストだったと思います。
クラスメイトなのに名前がチラッと登場するだけのキャラがたくさんになってしまったのは勿体無い気がしましたが、その辺りは徐々に出番やイラストを補完するなり、いっそ省いて他クラスの美少女を優先するなりで対応して頂けるのに期待♪
出来れば、特集ページに記載されているような各キャラの詳細なステータスも本編のどこかで見れると色々想像できて盛り上がりそうですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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