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きんいろカルテット!3巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年08月27日 23時12分41秒 | ライトノベル・小説
オーバーラップ文庫のラノベ『きんいろカルテット!③』(遊歩新夢先生原作、DSマイル先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ヒロイン4人が揃い踏み。
なんとも夏っぽい仕上がりでときめきますね。
JCと行く夏合宿とか、素敵やん(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、英司の類まれなる才能を目の当たりにしたヒロインズは、音楽への情熱を高まらせつつも、彼の活躍すべき舞台は国内ではなく世界にこそあるのではないかと考え始める様に。
英司自身もヒロインズの指導と自身のより高いレベルでの演奏欲求との間で悩み始めていた頃、悪意ある第三者に不本意な噂を流され、コンペに向けたヒロインズの指導が出来なくなるピンチに陥ってしまい…という展開です。

英司、リチャード、ミシェルの奏でる世界レベルの音楽を耳にし、益々音楽の世界へと引き込まれていくヒロインズの姿で丁寧に描かれているのが好印象でした。
単に感動して終わりというだけではなく、自発的かつ貪欲に良いところを吸収しようとしていこうとする姿が素晴らしいですし、将来が楽しみですw
感性が柔軟で吸収力の高いこの時期に本物の素晴らしい演奏に触れ合えたのはとても幸運なことだったと思いますが、それも彼女たち自身の努力と英司の支えがあったからこそですし、師弟の絆的な意味では十二分に繋がっていることが感じられてほっこりさせられました。
音楽的な意味ではもちろん、異性的な好意からも更にハーレム化が進んで行く辺りはお約束ですが、菜珠沙と由真を中心に、ヒロインズがどういうスタンスで英司と向き合っていくのかはラブコメ的に大きな見どころですね。
みんながみんな、自分の好意をアピールして鞘当て云々というわかりやすい展開にはせずに、自分の気持ちを秘めたまま他のヒロインズを見守る道を選んだりと、意外に大人びた方法を選ぶ娘が居たのには驚かされましたが、この辺りは時間が経つに連れて色々と進展があってもおかしくないかもですし、上手く未来に繋げた形かと。

派閥関係による足の引っ張り合いの話題を見ていると、音楽業界も色々世知辛いなぁと思ってしまいますが、最後にはエンジョイ・ブラスの精神で聴衆の心を打つ音楽を奏でる事で揺るぎない評価を得る&未来へと羽ばたいていくという王道展開が爽快で、読後の満足感も高かったです。
ぶっちゃけ、この3巻で(第1部)完結というのは残念でしたが、真里菜先輩の演奏シーン&野望が明らかになったり、英司だけでなくヒロインズそれぞれの進路がエピローグで明言されたりと、第2部を匂わせつつも綺麗に幕引きされたのでスッキリ。
より美少女になったヒロインズとのラブロマンスやら、演奏合宿イギリス編とか見たいので続編オナシャスm(_ _)m


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


【PV】オーバーラップ文庫「きんいろカルテット!」1巻 12/25発売


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