
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『棺姫のチャイカⅣ』(榊一郎先生原作、なまにくATK先生イラスト)が発売中です。
表紙はお馴染みのチャイカ…の様でチャイカでない、とても紅っぽいチャイカこと、チャイカ・ボフダーン嬢。
ふんわりしたイメージの白チャイカのデザインも大好きですが、凛々しく蛇腹剣を担ぐキリッとした紅チャイカの表情にもグッと来るものがありますね。
そして、短パンから除くフトモモも(;゜∀゜)=3ムッハー
ここは甲乙付けがたいので、ふたりともお持ち帰りで♪
お話的には、自分こそが本物だと主張する紅チャイカと、その従者であるダヴィード&セルマのベテラン傭兵コンビがトール達を襲撃!という、緊迫した展開です。
今までも、ガズ皇帝の娘だという触れ込みの少女達がいたことは仄めかされていたわけですが、単なる騙りといった手合いではなく、ここまで容姿がそっくり&遺体を集めるという目標も同じとは驚かされましたね。
紅チャイカ以外にも、同じ様なチャイカが複数存在している可能性が高そうな事に加え、その裏には、遺体の場所の情報源であるギイとの関連もありそうというわけで、徐々に核心に近付いて行っている雰囲気にテンション上がりました♪
お互いに記憶が無いふたりのチャイカが生み出された理由とは何なのか、今後の伏線回収が待ち遠しいですね。
もっとも、今回の一件でアイデンティティの確認を課せられたのは、チャイカよりむしろトールだったと言えるでしょうね。
サバターである彼が、なぜ白チャイカの従者として戦うことにしたのか、という原点に立ち戻って考えるシーンでは、さすがにこのまま紅チャイカに乗り換えることは無いだろうな~と思いつつ読み進めていたわけですが、単純にチャイカに一目惚れして云々といったラブコメっぽい理由が主ではない作品な分、どの様な答えを見出すか非常に興味深かったです。
トールなら、どの様な経緯を辿っていたとしても、最終的には今回の答えにたどり着いてくれたような気はしますが、人間ではないフレデリカの忌憚のない問いかけと助言が、考えるべき問題を効果的に浮き彫りにしていたので、演出的にとても良かったと思います。
逆に言えば、どんな選択であろうとトールについていこうと決めているアリカの健気さも何気に凄い気がするわけですが、イイ女属性よりも変態属性の方が目立っている&そのポジションからブレる気配がないのである意味不憫かも。
終盤のチャイカとのやり取りなんかは、かなり素の良い人っぽさが出ていて可愛く思えましたし、彼女メインのエピソードが来たら、一気に化ける可能性もあるのかしらw
紅チャイカ組に関しては、お互いにある程度事情を知ってしまった者同士ということもありますし、今後も好敵手として何度も絡んでくれそうで楽しみ。
従者ふたりも出来る大人タイプのキャラということで、シリアス展開を盛り上げてくれそうですし、ジレット隊との三つ巴の戦いになったりするのか期待ですね。
むしろ戦闘能力よりラブコメ要員としての紅チャイカとトールの絡みが(・∀・)ニヤニヤでしたが、餌付けとか野外放ゲフンゲフンプレイとか、幼女相手にアブノーマルでそそ…おっと、ダレカキタヨウダw
少しずつトールに心を開いていく過程を、『白チャイカと似た言葉遣いだけど、微妙に違う』という差異を出しつつ、丁寧に描写していたのも、職人技的でお見事でした。
そうやって、紅チャイカをただのパチモンではなく、血の通ったキャラクターとして印象付けるのと同時に、白チャイカの可愛らしさを前面に押し出したイラストできっちりと押さえるところを押さえた辺りがまた心憎かったです。
あの上目遣いが見られるなら、トールも頑張ったかいがあっただろうなとw
…べ、別に下着拘束ばかりに目を奪われていたわけじゃないんだからねっ!
茶菓山しん太先生によるコミカライズ版も1巻が出て話題になったところですし、シリーズ未読の方は、まとめ買いされるのもありかと。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
富士見書房公式サイトはこちらから

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表紙はお馴染みのチャイカ…の様でチャイカでない、とても紅っぽいチャイカこと、チャイカ・ボフダーン嬢。
ふんわりしたイメージの白チャイカのデザインも大好きですが、凛々しく蛇腹剣を担ぐキリッとした紅チャイカの表情にもグッと来るものがありますね。
そして、短パンから除くフトモモも(;゜∀゜)=3ムッハー
ここは甲乙付けがたいので、ふたりともお持ち帰りで♪
お話的には、自分こそが本物だと主張する紅チャイカと、その従者であるダヴィード&セルマのベテラン傭兵コンビがトール達を襲撃!という、緊迫した展開です。
今までも、ガズ皇帝の娘だという触れ込みの少女達がいたことは仄めかされていたわけですが、単なる騙りといった手合いではなく、ここまで容姿がそっくり&遺体を集めるという目標も同じとは驚かされましたね。
紅チャイカ以外にも、同じ様なチャイカが複数存在している可能性が高そうな事に加え、その裏には、遺体の場所の情報源であるギイとの関連もありそうというわけで、徐々に核心に近付いて行っている雰囲気にテンション上がりました♪
お互いに記憶が無いふたりのチャイカが生み出された理由とは何なのか、今後の伏線回収が待ち遠しいですね。
もっとも、今回の一件でアイデンティティの確認を課せられたのは、チャイカよりむしろトールだったと言えるでしょうね。
サバターである彼が、なぜ白チャイカの従者として戦うことにしたのか、という原点に立ち戻って考えるシーンでは、さすがにこのまま紅チャイカに乗り換えることは無いだろうな~と思いつつ読み進めていたわけですが、単純にチャイカに一目惚れして云々といったラブコメっぽい理由が主ではない作品な分、どの様な答えを見出すか非常に興味深かったです。
トールなら、どの様な経緯を辿っていたとしても、最終的には今回の答えにたどり着いてくれたような気はしますが、人間ではないフレデリカの忌憚のない問いかけと助言が、考えるべき問題を効果的に浮き彫りにしていたので、演出的にとても良かったと思います。
逆に言えば、どんな選択であろうとトールについていこうと決めているアリカの健気さも何気に凄い気がするわけですが、イイ女属性よりも変態属性の方が目立っている&そのポジションからブレる気配がないのである意味不憫かも。
終盤のチャイカとのやり取りなんかは、かなり素の良い人っぽさが出ていて可愛く思えましたし、彼女メインのエピソードが来たら、一気に化ける可能性もあるのかしらw
紅チャイカ組に関しては、お互いにある程度事情を知ってしまった者同士ということもありますし、今後も好敵手として何度も絡んでくれそうで楽しみ。
従者ふたりも出来る大人タイプのキャラということで、シリアス展開を盛り上げてくれそうですし、ジレット隊との三つ巴の戦いになったりするのか期待ですね。
むしろ戦闘能力よりラブコメ要員としての紅チャイカとトールの絡みが(・∀・)ニヤニヤでしたが、餌付けとか野外放ゲフンゲフンプレイとか、幼女相手にアブノーマルでそそ…おっと、ダレカキタヨウダw
少しずつトールに心を開いていく過程を、『白チャイカと似た言葉遣いだけど、微妙に違う』という差異を出しつつ、丁寧に描写していたのも、職人技的でお見事でした。
そうやって、紅チャイカをただのパチモンではなく、血の通ったキャラクターとして印象付けるのと同時に、白チャイカの可愛らしさを前面に押し出したイラストできっちりと押さえるところを押さえた辺りがまた心憎かったです。
あの上目遣いが見られるなら、トールも頑張ったかいがあっただろうなとw
…べ、別に下着拘束ばかりに目を奪われていたわけじゃないんだからねっ!
茶菓山しん太先生によるコミカライズ版も1巻が出て話題になったところですし、シリーズ未読の方は、まとめ買いされるのもありかと。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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