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魔法少女まどかマギカ第12話(最終回)『わたしの、最高の友達』 の感想レビュー

2011年04月22日 04時15分00秒 | 春アニメ
『だって、魔法少女はさ。夢や希望を叶えるんだから…。それまで、ほんのちょっとお別れだね。』

いよいよ最終回!ということでリアルタイム視聴組が固唾を呑んで見守る中、物語に結末が訪れる回でした。
しかし、考え方によっては俺達の戦いはこれからだ!エンドともとれるのがどう評価されるのか…他の方の反応が気になりますw
今回もあらすじ多めでガンガンネタバレするので、未見の方はご注意を。
ちなみに、11話の方の感想もこちらの方に書きましたので、そちらも宜しければ♪

ほむほむのタイムループの副作用によって因果の特異点となったまどかは、次第にとてつもない力を持つことになったわけですが、ほむほむがそれを後悔して魔女化しそうになった寸前、遂に自分のやりたいこと、叶えたい願いを見つけることに。

『全ての魔女を生まれる前に消し去りたい。』
それは、この世界だけでなく、未来、過去、全宇宙の全ての魔女誕生の瞬間に適用されるというチートっぷりなわけですが、QB曰く『因果律に対する反逆』という説明通り、ほぼ神と同レベルの力を持つに至った彼女だからこそ出来る力技でしたね。
人というステージよりも一段階上の、『魔女を滅ぼす概念』となったまどか。
まどかの願いを叶えるのではなく、『まどか自身が希望』であり、それによってあらゆる世界の全ての魔女がいなくなってしまいました。
まさに『うちゅうのほうそくがみだれる』という感じで圧巻でしたねw

で、結局はまどかが宇宙を創造する規模の希望のエネルギーを集めた存在になる→同じく宇宙を破壊する規模の絶望のエネルギーを持った魔女になるというのが終局地点だということに変わりなかったわけですが、そのまどか自身が魔女になるという運命自体も彼女自身の願いの対象というわけで、魔女にはならずに未来永劫戦い続けるというオチでした。
やっと魔法少女になったと思ったら、更に最終形態に進化とか、これはたしかに盛り上がるw

魔女による被害がない世界というのは、魔女による被害が出た世界とはことなる歴史を歩んでいるわけですから、Aという魔法少女が魔女にならなかった世界と、Bという魔法少女が魔女にならなかった世界と、Cという魔法少女が魔女にならなかった世界と…という風に、それぞれの世界は無限に増えていく感じなんですかね。
ちょっとシュタインズ・ゲートとか、他の作品の概念と見比べたくなってきますが、無数に存在する全ての世界において例外なく適用されると考えて良いのかなと。

ただ、ほむほむが帰ることになった世界では、さやかが魔女化の時点で円環の理を破って消滅→魔女とはならなかったもののさやかは帰らない人になるという結末が。
てっきり、魔法少女にならずに上條くんとくっついたりするのかと思いましたが、そこまで万能では無かったと。
魔法少女になって上條くんの腕を治してあげる&もう一度彼の演奏を聴くということはさやかの悲願だったわけですが、魔法少女になった自分が恋人になるというところまで望まなかったのはさやか自身の意思だったと考えるのが良いのでしょうか。
さやかさん、マジ聖女…。
あのまま杏子&マミ先輩と戦い続けても良かった気はしますが、ひとみに託すことに後悔は無かったご様子なのが救いでしたね。
一応、上條くんもさやかの名前をつぶやいていましたし。

しかし、杏子、マミ先輩がまどかの記憶を忘れてしまったのもショックでしたが、お母さん、マジせつねぇ…。
信頼して戦場に送り出したのにこの仕打ちと考えるとツライものがありますが、弟と同様に何かのきっかけで思い出したりすることはあるのか気になるところ。

そんなこんなでまどかが世界を再構築して魔女の悲劇を無くしてくれたわけですが、最後までQBさん、マジ相変わらずw
浄化しきれなくなったソウルジェム→消滅の原理は謎という扱いで、真相はほむほむのみが知っているということになったわけですが、『魔女の代わりに魔獣の存在が人の世に歪みとして残る→魔法少女の戦いは未だに続く。』という世界観に変わったのは意表を突かれましたね。
魔獣というのはおりこ☆マギカの方に登場しているらしいので、ようやく無事に世界が繋がった、ということなんでしょうね。
最終話を見終わったあとでニコニコ大百科の魔法少女まどか☆マギカ単語記事を見れば思い当たるフシも多いなと。

辛うじて最高の友達であるほむほむの記憶には残っているまどかですが、『頑張って』という言葉がほむほむの耳に聞こえてきたことには、一欠片の希望が残ったと言えるのではないかと。
ここからは視聴者の解釈次第でいくらでも、ということなんでしょうね。
ラストは夢も希望もある魔法少女モノとして締めることが出来て良かったと思います。

虚淵先生をはじめ、スタッフの皆さんお疲れさまでした。
放送が延期という報を聞いたときにはかなりショックでしたが、無事に最後まで描ききれて良かったと思います。
アニメクラスタ内ではちょっとした社会現象化していた感のある本作は、今年を代表する作品のひとつと考えて間違いないかと。
というか、ようやく一段落ついて春アニメに移行出来るなとw
また、トラバでお世話になったアニメブロガー様を始め、ここまで記事をお読みいただいた読者の皆様にも感謝とリスペクトを。
本当にありがとうございました。
既に春アニメの感想も書き始めているので、今後とも宜しくお願い出来れば幸いです♪


魔法少女まどかマギカ感想記事まとめ

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1 コメント

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Unknown (とおりすがり)
2011-04-24 02:42:10
はっきり言ってしまうと、さやかは別に仁美に上條を取られたわけではなく、元々脈がなかったんですよね(汗)
仁美が告白しても脈があるならあんなにお見舞いに来てくれたさやかを差し置いて付き合うわけないですし
先に告白したとか、そういう問題ですらないのでしょう
それをねじ曲げて自分が恋人になるというのは、好きな人の心を変えてしまうというもので……
仮にそれを実行しても魔法少女であり、それほど強くないさやかは遠からず消えてしまうわけで
残された上條のその後の人生は随分と辛いものになるでしょうね
なので、彼の手を治す事を願ったのはやはり正解だと思います
後はさやかの心の問題ですから

自らに利益がないのを厭うなら、まず願わない、魔法少女にならない事でして
さやかに対してその運命を適用するのは可能(さやかが魔法少女にならない世界もあったでしょうから)
だけど、それは「最初から希望なんか抱くな」というのと同義です
願いという希望を抱き、それが叶った結果当人が報われなかったとしてもそれは構わないのでしょう
さやかが分かり易いですが、杏子に至っては願いの末路は不幸の極みですし
そこまでは自己責任とまどかは認めていると思います
でも、報われなかった希望が絶望となって魔女に成り果てるのは酷すぎる、という事なんでしょうね

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