『よつばと！』11巻の感想レビュー（コミック）

電撃コミックスの『よつばと！』（あずまきよひこ先生原作）の11巻が発売中です。
表紙はとーちゃんと読書に興じるよつば。
好奇心いっぱいの瞳に心が和みますね。
ジュラルミンも読めるように本をセッティングしてあげている辺りが優しい♪

お話的には、よつばが色々なことに初挑戦する系のイベントが多いのが印象的でした。
はじめての体験に興味しんしん！なよつばの楽しそうな表情は、キラキラと子どもらしくて可愛らしいですね。
年齢を重ねるとなかなかこんな風に純真な気持ちで物事に取り組む機会がなくなってしまいがちですが、初心、あるいは童心に帰ってまったりゆるやかなスローライフを送ってみたい気持ちになってきますね。

というか、食欲の秋ということで、うどんを食べたり、ピザを食べたり、栗拾いに行ったりとごはん系イベントもいっぱいで、無性にお腹がすいてきますｗ
出前ピザでやたらとハイテンションになるとーちゃんの気持ちに共感したり、栗拾いの様子を見て『ああ、そういえば今年は栗ご飯あんまりたべなかったな～（泣）』と後悔してみたりと、自分の日常生活と照らしあわせて楽しめる部分が多いのも本シリーズの特徴ですね。
基本的にのびのび放任しつつも、躾の必要な所ではしっかりと説いて聞かせるとーちゃんの良き父親っぷりも相変わらずで、実際に子育てを始めているような年齢層高めの方にも楽しめるのではないかと。

しかし、ご町内でも徐々によつばの事を知っている人が増えてきましたし、初対面の大人相手でもすぐに仲良く慣れる才能は、普通に子どもだからという以上に天性のものがありますね。
自分は今の家に結構長いこと住んでいますが、明らかによつばのほうが友達多くて生きるのが辛いｗ

友達というかむしろ小岩井家の家族であるテディベアのジュラルミンですが、今回まさかの大事故にまきこまれて…というエピソードも収録されているので必見です。
人間だったらエラい事になってしまうｗところでしたが、あのよつばが立派に保護者役をつとめようと、必死に振る舞う姿がけなげで微笑ましすぎる♪
いかに彼女がジュラルミンを愛しているのかがひしひしと伝わってくるエピソードにしあがっていて良かったです。
意外な才能を持つあさぎの活躍も見所ですが、単純に修理スキルを持っていたところよりも、よつばがジュラルミンを本物の生き物を相手にする様に大切に接していることを踏まえて、包帯を巻いて返してあげるところがお茶目というか、ユーモアがあって素敵でした。
あさぎー、俺だー、結婚してくれー！（お約束ｗ）

寒い季節には、本作の心温まるエピソードでほっこりされるのも良いかと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

よつばスタジオホームページはこちらから



にほんブログ村




http://blogs.yahoo.co.jp/whenby2006/trackback/80606/51188515
http://blog.seesaa.jp/tb/237141475