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神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS第4話『暗躍:rubato』の感想レビュー

2009年04月26日 18時22分38秒 | 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS
無事に神曲を演奏出来た事で、コーティカルテとの絆もより深まったフォロン。
一難去ったと思いきや、新たな脅威が忍び寄って来る…というお話です。
オーソドックスな展開のように感じられたものの、ユギリ妹こと、プリネシカルートまさかの出現か?という風に見える場面があったので、かなりニヤニヤでした。
フォロンと親密さを増したコーティの原因を確かめるべく靴を投げようとしてペルセルテに止められるプリネ。
むしろ、いつもならペルセの行動をたしなめるのがプリネの行動パターンという所。
更にはレンバルトに突っ込まれたときも姉妹一緒に慌てる一幕もあったりと、まるで、『プリネもフォロンに気があるかのような』素振りを見せていて、しかもそれがカワイくて良かったと思います。
プリネのフォロンに対する感情が、これほど明確に異性に対してのモノとして描かれたことはなかったので新鮮でした。
いつもペルセの保護者役として陰に日向に支えるイメージのプリネですが、アニメ版ではもう少し積極的な感じで描かれたりするのでしょうか?
これは嬉しい誤算かも。
o(^▽^)o

逆に、ライカにまんまと騙されてしまったユフィンリーについては、ちょっと物足りない結果になってしまいましたね。
あの学院長を相手にしてもそれなりの洞察力を見せるユフィンリーが、怪しいとマークしていたライカに出し抜かれてしまうというのは、天才のイメージにそぐわなくてちょっとガッカリかも。
ユフィンリーなら、『まんまと騙されているフリをしながら、実はそれは演技で、きちんと対策を練っている』ぐらいの事はしてみせてくれるかなと期待していたのですが、普通に悔しがってましたし(^_^;)
いくらユフィンリーが新進気鋭の逸材とは言っても、この時点ではまだ卒業間もなく経験不足。
今回のような教訓を積み重ねて、立派なプロの神曲楽士としての判断力を身に付けて行った…と考えてみるのもアリかもですね。
普通に劇中でライカにリベンジする機会もあるかもしれませんし、このままやられっぱなしで終わることは無いと信じたい所です。

同じ天才であるレンバルトは、逆にその才能を戦闘訓練で見せつけてくれました。
手加減しているとはいえ、中級精霊を相手に下級精霊のみで迎え撃ってみせたのは、多数の精霊に一度に指示を出せる彼だからこそ出来る芸当ですね。
フォロンに対するコーティのように、強力な上級精霊を従えてはいないものの、その応用力や状況対処能力においては、レンバルトは正に天才的な実力の持ち主だということは、原作でも再三語られる部分であり、短いシーンの中で上手くその設定を視聴者に印象付けていたので良かったと思います。
結局、学院長はライカが神曲公社の職員であると偽って、何かを探しに来ていることは承知している様ですし、ライカはライカでコーティの本名まで知っていたり、黒幕に従っていたりと根が深そうな印象です。
スーツ姿が想像していたよりも知的な美人さん風で、良い感じでしたね。
途中の通信で正体バレバレだったのは、もう少し来週くらいまで引っ張ってからでも良かった気もしました。
(黒幕への)愛を語るシーンは、かなりの病みっぷりでちょっと引いてしまいました。
むしろ、ユフィンリーが何故気づかないのかとww

とりあえず、ユフィンリーの事務所に推薦しても良さそうな人物リスト?の中に、レンバルトだけでなく、フォロンも入っていたのは学院長が彼の才能を評価している証な訳ですが、ライカはそれを見て何か思い付いたご様子。
予告のラブレター云々が絡んでくるのでしょうか?
何気にイタい人っぷりが進行しているダングイス共々、次週が気掛かりです。

次回、第5話、『謀略:feroce』

コーティを傷つけたくないと、戦闘支援の曲に迷いが出ているフォロンですが、彼女を信頼しているからこそ、その身を守り、十分な力を発揮できるように演奏をしなければならないというのもまた事実。
強力な上級精霊であるコーティに対しても、か弱い女の子をひとり戦わせるわけにはいかない!と躊躇いを見せる様子は確かに優しいフォロンらしいですが、神曲楽士としては有り得ない選択肢でもあるわけで。
言われたコーティ自身は照れている様子が可愛かったですが、2人にいざ危険が及んだときに演奏が出来ないと、とても危険な状態になることも予測出来ます。
ライカの暗躍がある以上、その機会は遠からずという感じでしょうし、この課題をクリア出来るかどうかが、神曲楽士としての将来だけでなく、彼ら自身の安全にも関わって来る、重要なポイントになりそうですね。



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