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ようこそ、フェアリーズ・インへ!2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2012年04月13日 12時54分37秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『ようこそ、フェアリーズ・インへ!2』(小河正岳先生原作、得能正太郎先生イラスト)が発売中です。
表紙は今回もメインヒロインのミリー。
やはり、本シリーズの看板女将たる彼女の笑顔こそが、最も表紙絵に相応しい♪という感じですね。
オビのガード力が半端ないですが、すべすべフトモモの絶対領域も堪りませんのう(;゜∀゜)=3ハァハァ

お話的には、いよいよ宿代のツケも払わないと…な局面に陥りかけたラウルですが、突如介入してきたルネの強引な手引きで、彼女の家が経営する高級ホテル暮らしで贅沢三昧の日々を送ることに!?といった展開です。

わずか2巻目で「さよなら、フェアリーズ・イン」状態となってしまったのには驚かされましたが、ラウルだけでなく、ミリーもラウルと別れたくないという気持ちを心に抱えていることが描写されたのはラブコメ的に大きいですね。
気配は1巻の時点でも十分にあったと思いますが、元々心優しい女の子である彼女なら、たとえ相手がラウルでなくても優しく接してあげていたという可能性は高かったと思いますし。
女将としての責任感とは別に、一人の少女としてもラウル&エルとの今の生活を気に入り始めていた事が伝わってきて心温まりました。
流石にヤンデレは予想できませんでしたがw

また、恋敵であるルネとの恋の鞘当て&三角関係が表面化してきたことで、何かにつけて対抗心を燃やすふたりの生き生きとしたやり取りを楽しめるのも見所ですね。
ラウル自身はミリー一筋な分、ルネが後々貧乏くじを惹いてしまわないか心配なところではなりますが、単なるワガママ系のお嬢様かと思いきや、意外と純情な乙女であることもアピールしてくれたので、キャラ的な好感度が上がった印象ですね。
計算高いところは相変わらずですが、誤解&買いかぶりとは言え、その実力を高く買っているラウルに対して絶対的な信頼を置いているからこその期待っぷりは微笑ましかったです。
傍迷惑だけど、悪意は無いあたり、なかなか邪険にも出来ない感じですね。

そんな両手に花状態のラウルですが、相変わらずへっぴり腰ながらも、ここぞというところではなんとかカッコイイところを見せたいと思うくらいには成長しつつあるようで、ようやく主人公らしくなってくれそうで楽しみです。
中盤までは、むしろ常識人&実力者のエルが主人公のほうがお話的に良さそうかも?と思っていたぐらいだったのですが、謎の肉体強化能力が前面に出てきたことで、異能ものとしての見応えが上がったので良かったかと。
明らかに前回の事件絡みの能力っぽいですし、単なるポーション云々とはまた違った現象だと思うので気になります。
やたらと超人的なパワーアップが目立ちましたが、リアルに描写された衛兵やモンスターと同じ画面に収まっているところを見ると、想像以上にしっくり来ていて良かったかと。

それでも、まだまだ未知数な力ですし、基本的な方針決めについてはエルに先導してもらわないと、というのは変わりそうにありませんね。
今はまだラブコメ的な雰囲気が無いエルですが、あーだこーだと世話を焼いているうちにほだされることはあるのか、密かに楽しみだったりw
何気に今回一番掘り下がったのは、エルの人となりだった気もしますし、これからも唯一の常識人として作品を回していって欲しいところですね。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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